やはり気になる。しつこいようだけど保育園でお絵描きの時間に、先生が色や形を指示してしまう事に・・・。自分に子供がいるわけでもないので、関係ないと言ってしまえば終わりだが、美術系の人間としてはかなり引っかかる。
もちろん自由に好き勝手に描かせるのがいいとも思わない。テーマに沿ったアドバイスは当然必要だと思う。しかし、それはあくまでその子の才能を伸ばすための補助であって、強制や指導であってはならない。みんなと同じように描かせるというのは教育現場のファシズムだ(ちょっと大袈裟か)
教育方針や幼児の心理を問おうとは思わないが、絵という個性や感情が一番現れやすい行動を規制するというのはもの凄く戸惑いを覚える。以前どこかの幼稚園で、運動会の徒競走で手をつないで走らせて全員一等賞、という報道があったけど、これと同じくらい理解できない。
突然キレる子や、自閉症になる子が増えているのは、ゆとりと言う名の教育現場で個性の抑圧が進行しているからじゃないだろうか、と心配になる。当然教育現場にすべて責任を負わす事はできない。最終的には親の子育ての考え方が問われるのだろうけど。
昨日ラジオを聞いていたら知恵遅れの子供を持つ母親から、こんな投稿が紹介されていた・・・
・・・子供の参観日。知恵遅れの子供にどこか負い目を感じていた母親。参観している他の子の母親の事が気になる。自分の子供が指された。心の中でちゃんと正解を言ってと念じる。「雪が溶けたらなにになりますか?」先生の質問にすかさず答える子供。「春です!」失笑する他の生徒。「違います。水になります」冷たく言い放つ先生。しかし母親は自分の育て方に間違いが無かったと嬉しくて目頭が熱くなった・・・・
やっぱ母校のホームルームの時間に乗り込んで「俺に言わせろ」してこようかな。
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8 Comments
>むーちゃん
無料か・・・・ちょっと考える(笑)
>ノースマンさん
お二人のことが大好きなんでしょうね。間違いなく心優しい素敵なお子さんですよ。
>Chousukeさん
才能は見つけるのは難しいかもしれないけど、可能性を引き出してあげるのは大人ならできるはずですもんね。親や先生はもちろんですが、我々も親戚の子や友人の子に対して目配りする事を忘れないようにしなくちゃね。
>さおりん
おおっ、頑張って後輩になってくださいな。ビしっと先輩がしごいてあげますから。
母校で“俺に言わせろっ”いいですねぇ。
うちのYも、NOBUさんの母校、距離的にナイス、J中・高に行かせたいわ~♪
なんてね!
無理かしらん???
(笑)
うちのY(ふざけた4歳児)、亀の絵をみんな描いていたのに、うさぎを書いてました。馬鹿者です☆(亀と言ったら、うさぎ?)
でも、Yの幼稚園は超自由保育(個性を大事にしすぎ?)なので、さほど問題にならなかったけど、後でさすがにふざけていると注意した母。ヤダわぁ~☆
・・・こんな子には渇も入れてくれそうだしね♪
先生が色やカタチを指示するなんて愚の骨頂ですよね。
その先生が絵を見てあげる能力がないとすれば何も言わずに子供たちの好きなように描かせてあげる方がマシです。
要は、その子供たちが描いた絵をどのようにイイ方向へ伸ばしてあげるかということですよね。
あくまでも描いている人(子供)の感覚をつぶしてはいけないのです。
それが出来る先生は少なくなったんだろうなぁ。
今年の母の日、長女(4歳)が母さんの絵を描いてきた。しかし、そこには妻と私(父)の二人が紙いっぱいに描いてあった。先生からは「お母さんを描いて」と言われたと思われるが・・・。
そして、父の日が来た。またしても長女は私と妻を描いてきた。
どうも、娘には二人一緒がいいらしい。
この二枚の絵は我が家の宝である。
「雪が解けたら・・・春です!」
我が娘もそんな子供になってほしいと思う。
いい話をありがとうございました。
「春です」って最高じゃないですか!!
子どもがそんな風に答えたら、私も泣きそうになるかも。
心がそれだけキレイだってことだと思う。理論的な答えなんて
後からいくらでも付け加えられるんだから・・・。
NOBUさん、「俺に言わせろ講座」でも開いてください。
参加します。あ、もちろん無料でお願いしますね☆
>pukipukiさん
色々な答えがあるってことですよね。学校では間違いでも、きっと子の子の人生は素晴らしいものになっていくような気がします。
>テラノスさん
そう、我々のように自分のやりたい仕事につければ幸せですが、自分が何をやりたいか見つかる前に周りの環境に押しつぶされちゃってる子供が多いのかもしれませんね。親が一番重要ですが、周りもそういう事に気をかけなきゃいけないんでしょうね。昔のご近所さんの付き合いのように。
ボクは学校では「模範解答ではないが個性的で素晴らしい!」と先生に誉められてきました。それが生きる糧だったのですかね?
キレ安い子供や自閉症な子供たちこそ、個性を伸ばしてやれば良い才能が生まれるのでしょうね。それを押さえつけるから事件になってしまうのかな?「親が馬鹿だから、それを見て育つ子供もバカなのは当たり前。」と思っていましたが、親だけでなく社会全体がエルニーニョやラニーニョで異常気象を起こしている現代の地球そのものなんでしょうかね?
偉そうなこと言ってしまいました。m(__)m
最後の話スゴイ!!
「春です」ってすごくステキな答え・・・。
一瞬だけど満開の桜が頭に浮かびました・・・。
良かったですね、お母さん!