「ルノー・日産連合、GM株取得へ」というニュースが流れていた。両者で20%の株を取得する交渉が水面下で行われているといった内容だった。もう自動車業界も訳が分からなくなってきた。フィアットと決別したGMが今度はルノー・日産と・・・。
資本が入って例えばオペルのエンジンが日産製になったら・・・。既に提携関係のないGM譲りのエンジンを積む最近のAlfa Romeo。昔は日産とAlfa Romeoは一緒にALNAというクルマを造っていたのに・・・。まるで昔のイギリスのロックバンドの相関図のように、誰と誰がくっついて離れて・・・訳がわからない状態。
クルマってもちろん実用品であり、それこそ家電製品の延長線くらいの位置づけになってしまってるのかもしれない。でも、でも、クルマ好きからすると巨大資本が金にモノをいわせて統廃合が進むのは、仕方が無い事とはいえ、なにか心に引っかかる。
今の時代、どこ製のエンジンだの、純血だの言っているのは確かにナンセンスだ。でも、クルマって一番無駄の多い贅沢品でもあるわけで、そのクルマが持つヒストリーや個性に惚れて買う側からすると、なんとなく寂しい感じがする。正直、ルノー車にも日産車にもGM車にもまったく興味は無いけど、すべてが資本の力関係で動くのってどうなんだろうなぁ。
ハーレーに乗っている理由の一つにそのヒストリーがある。1969年日本車の台頭によって瀕死の状態だったハーレーは巨大資本AMFに買収された。そして1981年「ハーレーはハーレーを愛するのもので造る」と当時の経営陣が資金を持ち寄りAMFより買い戻し独立に成功する。このバイバックが無ければ、きっとハーレーに乗ってなかったと思う。なんかそういう浪花節に弱いんだよね。
純血なんて時代遅れ。それは解ってる。でも・・・・・
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5 Comments
赤丹。さん、半年で2万キロですか! 凄いですね
私のRZは10年越えてますがまだ4万キロ弱です(笑)
◆NOBUさん
156GTAは、とある友人に請われ今年の正月に譲りました。約半年で20,000Km走ったので、エンジンマウント、アッパーマウント、ブッシュ類を交換してからの引渡しでした。156GTAは、当初のカタログモデルに無く、無理に3.2L V6エンジンを搭載していた事もあり、パーツの耐久性や油温の安定性に難ありでした。
そのうち、譲ったクルマはアルファロメオチャレンジ(関西シリーズ)に参戦するようです。
ノースマンさん
お気持ち、よーく解ります(笑)
赤丹。さん
今はスパイダーですか!ということは156は1年も乗ってなかったんですか???
あらら。
ご無沙汰しております。元RZ乗りの赤丹。です。
昨年、ビジネスユースのクルマが必要となり、泣く泣くRZを手放し156GTAにチェンジしたものの、そんなにビジネスに供さなくなったので、またオープン(916型スパイダー)に乗っています。
RZ→156GTAにチェンジしたときは、3.2Lの馬鹿っ速さにビックリしましたが、アルファっぽいというかアクの強さを感じられませんでした。最近159に試乗したら、ますます出来が良い反面、イタ車らしい実用性を無視したデザイン指向が見当たらず、少々残念な気がいたしました。
最近、ブレラ買いませんかとのアプローチがあるのですが、スパイダーは、最後の自社V6エンジン搭載車らしいので、暫くは楽しもうと思います。
今から25年ほど前、ドカティがカジバに吸収されるという情報を耳にした。金も無い若造は長期ローンを組み、ドカティ900MH(マイクヘイルウッド)を手に入れる。ところがこいつが中々の厄介者だった。走行中にセンタースタンドが外れた。チェンジペダルもどこかに飛んでいった。深夜、急にエンジンがストップし3キロを押して帰った。 でも・・・。
なぜかそんなことを思い出した、NOBUさんの記事でした。