年上派？ 年下派？

COCOAがまだ2ヶ月ちょっとの頃。いや〜ちっこかった。今はもうすぐ5歳になるけど、犬とか猫っていつまでも赤ちゃんのように見えるんだよね。レトリバー系はちょっと違うけど、いつまでも幼児顔というか。犬猫以外でもペットはやはり幼児顔が多い。母性本能をくすぐられるんだろうね。（男でも母性本能って言うのか？？）
話は変わるが、あなたが付き合うとしたら年上だろうか？年下だろうか？

昼飯を食べに中華の店に入ったら隣のテーブルに3人組の女性。見た感じ40代中くらい。たぶんこの近所のアパレル関係か保険の外交員って感じ。正直、このての中年女性のグループは苦手。仕事バリバリやってるんだけど無能な上司にぶりっ子の若い部下の愚痴が始まるから。お買い物に来た主婦のグループとは明らかに違う。
別に40代に偏見は無いんだけど、3人、4人と集まるととにかく『声がでかい』『笑い方がオバさん』になる。一人で食べにくるとオオカミに囲まれた羊のように静かなのに、4人ぐらいになるとドリフのコントの後ろで笑ってるオバさんに変身するから・・・
心配していた通り、横のオバさんたちやたらデカイ声で話し出す。聞きたくもないのに耳に入ってくる。（今日のランチは最悪だ・・・）
「付き合うとしたら年上派？　年下派？」
三人組の中では一番若く見えるオバさんが切り出す。若子と呼ぼう。
「私は年上。1日でも上じゃなきゃ嫌」と一番老けて見えるオバさんが答える。とりあえず老子と呼ぶ。
（う〜ん、40過ぎて1日も1ヶ月もたいしたことないような気もするけど・・・）
「え〜上がいいの！」
「私は上でも下でもいいけど離れてるのはダメだな」
もう一人の一番普通そうに見えるオバさんが答える。普子と呼ぼう。
「私は年下、思いっきり下でもいい」
若子がニコニコしながら言う。
「え〜年下！どれくらい？」驚く普子と老子。
「高校生でもいい」
（ヴッ、思わず食っていたラーメンが鼻から出そうになった）
「高校生！！」さらに驚く普子と老子。
「だって可愛いじゃない」
「可愛いけど・・・高校ってありえない」普子。
「気持ち悪い・・」やはりオヤジ好みの老子。
「高校生だとなんでもしてくれそうじゃない。ペットみたいだし」
（おいおい高校生がペットかよ）
「私は尽くすタイプだから、高校生じゃ育てるって感じになっちゃう」やはり普通の感覚の普子。
「気持ち悪い・・・」オヤジしか受け入れられない老子。
「私は尽くされたいタイプなのよ。自分じゃなにもしたくないから、高校生だったらなんでもしてくれそうじゃない」
（ペットは癒してくれるけど世話は大変なんだよ、若子）
「おね〜様なんて言われたら嬉しいじゃない」
（自分の母親と同じくらいの歳をおね〜さまと呼ぶか!）
「高校生の彼氏、欲しいな・・・」
しまった！、不覚にも聞きたくないの全部話を聞いてしまった。
恋愛に年齢も国境もないけど、このクソ暑い真っ昼間に中華屋で話す内容か。オバさんだって極楽の山本じゃないけど淫行罪で捕まるんだから。
全国の高校生諸君、原宿にいる若子には気をつけろ！