忘年会

昨晩は渋谷でモーターサイクルな忘年会。店内は団体の会社員だらけで凄まじい騒ぎよう。久々にワイシャツ濃度の高い店に入ってちょっと驚く。
ところで忘年会、これって日本だけの風習なんだろうか。『一年の労をねぎらい嫌な事は忘れて新しい年に挑む』なんていう堅苦しいお題目はいいとして、忘年会をしないと一年をやり残したような脅迫観念にかられるから不思議だ。
あまり会っていなかった友や旧友と再開するチャンスでもある。唐突に飲もうと誘うと宗教かなにかの勧誘と勘違いされるが、忘年会という印籠があれが怖いもの無しだ。独身男性だったら女の子を誘う最大のチャンス。違う部署の子だって「合コンやりませんか」じゃ抵抗があっても「忘年会やりませんか」なら誘う方も誘われる方も気軽だ。
でも昔、勤め人だった頃、部署の女の子に「忘年会は死ぬほどの苦痛」と相談された事があった。酔っぱらい上司や先輩のホステス代わりをさせられて身銭を切るのは納得できないと。まあ、確かに会社の忘年会だと半強制的な部分もあるから、嫌な連中と飲むほどつらい事は無いだろう。
な〜んてことを隣で大騒ぎしてる団体会社員をぼんやり見ていて思い出した。考えてみれば当時酔っぱらい上司と言われていた連中とすでに同じ歳になってしまった自分。若い子から鼻をつままれるような酔っぱらいにならないように注意しなくては・・・・。
左党のご同輩諸君、あと一週間、くれぐれもご注意のほど。