先月ネック調整に出したらフレットの擦り合わせで帰って来たレモンバーストの’59レスポール・スタンダード。帰って来た瞬間感じたフレットがずいぶん低くなった印象がどうも拭えず、やはり何度弾いても気になる。他のレスポールと弾き比べてもやはり低い。出す前の正確な高さは測ってなかったが、やはり自分の手先は正直、誤摩化す事ができない。気になってしょうがないので0.1mm単位で計れるノギスを出してきて調べる。
1フレットと22フレットは約1mmで、他のヒストリックと比べても計れないほどであるが若干低いくらいで許容範囲と思うが、一番使う頻度の多い4フレット、5フレット近辺は0.7mmしかなく、明らかに低く丸くなってしまっている。フレットにエッジがたっていなくやたら滑りやすい。ビビリは低減されたが、フレット自体の高さが各ポジションでまちまちになってしまってる状態。つまりネックの反りをフレットの擦り合わせで強制的に揃えてしまった結果と思われる。
0.3mmをたいしたことないとみるか、33%も誤差があるとみるか。当然ながら持ち主としては後者な訳で、具体的な数値としてわかるとさらに気になってしょうがない。
明日クレームでヤマノテクニカルサービスに持って行こうと思う。許容範囲と付け返されるかどうなるか。また後日報告。しかし、一度削られてしまったものが高くなる訳も無く、どうなることやら・・・
Blog内キーワード検索
Categories
Archive
My Office
5 Comments
>ぱだお さん
ネックの材質によっても違ってくると思いますが、フレット打ち直しで2~3万、指版の修正やナット交換まであるとプラス1万くらい。ネック調整はトラスロッド調整程度なら上記の中でサービスしてくれる感じでしょうか。予算的には3~4万は見ておいた方がいいかもしれません。もちろんピンキリですから激安のショップもありますが・・・
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。
私もメンテナンスに出さねば。
通常反りなおし、フレット変更でどれぐらいかかりますかね?
>SMOKY さん
ほとぼりって・・・(笑)
私は明日のセールに掛けます!
>aiai さん
まさにその通りだと思います。
でも、せめて事前に擦り合せしていいかの連絡くらい欲しいところです。
うちもリペアでどんなに調整しても反りが直らないネックがあります。ネックの反りが調整で直せなくてフレット削ったんでしょうか?ならばフレット面は揃っているので、その高さの誤差はフレットではなく指板面の高さのズレですよね。合っていない指板だけを削るか、一度フレットを全部抜いて指板面を削って調整しないとですね。でも、自分の場合はどんなネックでもすぐに指が順応しちゃうのでどんなヘボギターでも来い!です。
フレットは気になりますね。擦り合わせをすると本当に低くなってしまいますね。その代わりビビリが減ったりサスティンが伸びたり。極端に減る場所があったら、その部分だけ打ち直してもらってから擦り合わせした方が全体的な弾き心地は変わらないと思います。どちらにしても信頼出来るショップが必要ですが。
話は変わりますがイケベ2階で今年の初ギターゲットしました。ギブソンなんですが、ほとぼりが冷めた頃に公開します。