1961年製のフィルムカメラ『Canonet』をちょっと掃除しながらカメラ談義でも。この無用なレンズ周りのデコレーション。金属製のボディー。本革のケースにストラップ・・・。いいなぁって思う。でも、今のご時世ではフィルムカメラは実用品とはいいずらい。特に自分のような環境では。
フィルムに未練はまったくないけど、金属でできたカメラっていいと思う。最近のハンドグリップのついたプラスチック製の同じようなデザインの一眼レフって、機械としての魅力をまったく感じない。単に使い捨ての道具程度にしか思えない。頻繁なモデルチェンジについていくのも億劫になる。NikonのHPを見たらD50のファームウエアさえ対象外になっていた。廃盤商品といえどもせめてファームウエアくらいは数年間はサポートしてもバチは当たらないだろうに(Canonは古いモデルもサポートしてるようだ)。最近Nikonが嫌いになりかけている。逆恨みってやつですな。やっぱオリンパスに戻るか・・・。
富士フィルムのHPを見ていたらこんな商品が年末に発売されたらしい→『KLASSE W』 おおっ、いいねぇ〜ってよく見たらフィルムカメラだった。これでデジカメだったら即買いなのに。残念! でも、このデジタル全盛時代にあえて逆行して10万円近い価格設定をした富士フィルムにブラヴォー!っていいたいな。
クラシックなボディーで中身は最新のデジカメ、そんなカメラがあればいいのに。クラシカルではなく本当に「クラシック」なデザインと材質のもの。Canon IXY1000はチタンボディーということもあり選んだけど、触れた時の金属の冷たい感触は気に入ってるけど、いかんせんデザインがいただけない。やたら曲線が多い。80年代後半の国産車のようにやたら『丸』なところが気に入らない。ビシッとしたシャープなラインが無いのだ。
50〜60年代のカメラの魅力的なところは『角』のデザインであるところ。別にカメラに流線型なんて必要は無い(あくまで自分は)。もうこうなったらジャンクなクラシックカメラを買って中にデジカメを押し込むか、板金屋でアルミを曲げてもらいなんちゃってライカのカバーを造っちゃうか・・・・そんな妄想もまた楽しい。
3 Comments
>Anonymous さん
あっそうではなくデザインの仕方という意味で言ったんですが・・。もっと小さくて済むのに、この大袈裟感が今のカメラには無いと。
>yu さん
そうなんですか?!
古いのを持って行ったら断られたと知人が言っていたもので・・
サービスセンターによっても対応が違うんでしょうかね?
でも、結局オリンパスに移行する事にしました。
イヤイヤ。ニコンは50年前のカメラだってサポートしてますよ。数日前にニコンFをニコンで修理してもらったばっかりだし(キャノンはここまで古くなるとサポートしてくれないし欠陥をみとめないし(EOS600シリーズがいい例です。)
レンズ周りのデコレーションはEE(AE)用セレン光電池用のレンズ
ですから有用です。