映画『ホリデイ(The Holiday)』の試写会の券をもらったので観に行って来た。3月24日からロードショー。
主演はSoft BankのCMでおなじみの『イン・ハー・シューズ』のキャメロン・ディアス、『A.I.』で見事なジゴロロボットを演じたジュード・ロウ、『タイタニック』のケイト・ウインスレット、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラック。アメリカに住む映画予告編製作会社社長アマンダ役のキャメロン・ディアスと、イギリスのロンドン郊外に住む新聞記者アイリス役のケイト・ウインスレットはそれぞれの恋に別れを告げ、家ごと交換するホーム・エクスチェンジというサイトで知り合い、翌日にはスーツケースを持って2週間の交換の旅に。
そして、見ず知らずの国で誰も知らない中、過去の恋に決別をし、新たなロマンスがうまれていく・・・・
二人の二組の恋愛がロンドンとアメリで同時進行していき、周りの人間模様が子気味よく描かれていく。細かいストーリーについては観てのお楽しみということで、全体的な感想だけ。一番驚いたのはキャメロン・ディアスがやたら老けたなぁって驚いた。ちょっと痩せ過ぎで頬がお婆ちゃんっぽく。ケイト・ウインスレットもタイタニックの面影はすっかり無くなったけど、神経質で一途な女性役を見事に演じていた。ジュード・ロウはA.I.で素晴らしいかったので他の作品も見たいと思っていた矢先でグッドタイミングだった。この役者さん、アゴの動かし方が実に上手い。アゴと目だけで魅了できる役者だと思う。ジャック・ブラックは西田敏行と加藤茶が混じったようでどの映画も同じキャラだけど、見事にはまり役だった。
演じてるというより役者さん達そのままのキャラじゃない?と思えるほど違和感の無いキャスティング。シナリオも十分に練られているし、無理な状況設定もそれほどなく、ラブロマンスというよりラブコメディーの要素もふんだんに入れながら、30代のちょっと恋につまずいた女性像を、ユーモアを交えながら真実の愛とはなにかを見つけるストーリー。
ヴァーチャルエフェクトてんこ盛りのお馬鹿なハリウッド映画にうんざりしていて、ちょっとハッピーになれる恋愛映画を見たいという人にはもってこい、かな。
ただ、男が観に行く映画じゃないな〜(笑) 30〜40代の奥様や20代のカップルにお勧め。いくらキャメロン好きでも野郎一人でいっちゃダメ。ちなみに自分はキャメロンは好きじゃないけど。はは。
話は変わるけど、なんでオバサン連中というのは映画のあいだ口を動かしていないと気が済まないのだろう・・・。前の席からはウエハースとどら焼きと(!)チョコレートの臭い、横からはパンのツナの臭い、後ろからはマックとフライドポテトの油の臭い、極めつけは横のサラリーマンのアラミスかなにかのオヤジ臭いコロンの臭い・・・・映画観ながらモノを食うのはお願いだからやめてくれ!!
2 Comments
>cocoa さん
いや〜ビックリしました。飯食いながら試写会というのは。
それも臭いが強い食べ物を・・・
うちのCOCOA共々よろしくお願いします!
コメントありがとうございました~。
ほんと演じてるというよりナチュラルでしたよね。
楽しくカワイイ映画でした。
それにしてもとんでもない席でしたね??
映画始まってからも食べてる人って試写会にもいるの!?って思ってしまいました。
(映画館ではポップコーンとか食べてたりするけど)
ジュード・ロウは、“リプリー”がカッコよかったですよ。