今またロリー・ギャラガーにハマっている。最初に聞いたのは中学2年の時だったと思う。ロリー・ギャラガー絶頂期の頃、FENのラジオからだった。当時はなんて渋い音楽なんだと思ったけど、今聴くと、なんて若々しいんだって思う。やだね、自分がオヤジになったみたいで(実際そうなんだけど・・・)
ストラト系のギターリストってあまり聴かない。ジミヘン、クラプトン、ジェフベック・・・唯一コピーしたのはリッチー・ブラックモアくらいで、インギー以降の超速ギターリストもほとんどコピーした事が無い。やっぱレスポールのガツンとした音が好きなんだよね。
ただ、例外もある。それがロリー・ギャラガーだった。この人、アルバム・ジャケットには絶対自分のストラトと一緒にでてるほどストラトを愛してるギターリストだった。ボロボロのストラトというとレイヴォーンをイメージする人が多いけど、70年代のロリーはそれはそれは格好良かった。リッチーの白いストラトを見てもなにもそそられなかったけど、ロリーのボロボロストラトは子供ながらに憧れたりもした。
中学生の頃なんてブルーズなんてほとんど聴かなかったけど、アイリッシュの土着性のあるロリーのブルーズは演歌のようで、心に響いた。アイルランド紛争まっただ中で行われた1974年のアルバム『Irish Tour』は特にお勧め。戦争状態でライヴを取りやめミュージシャンが後を絶たない中、ロリーは積極的にアイルランドでライヴを行った事でも有名だ。最近のコンピューターでいじられまくったライヴアルバムとは違って、『生』の迫力がビンビン伝わってくる逸品。
残念ながら1995年に病気で他界。ライヴを見に行けなかったのが心残りだ。晩年は太ってしまい、長州小力みたくなっちゃったけど、ガリガリに痩せていた頃の太いモミアゲと甘いマスクのロリーは最高だった。中学校以来だけど、久々にロリー・ギャラガーの曲をコピーしようと思う。アイルランド万歳!
●Rory Gallagher – Million Miles Away(You Tube)
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3 Comments
Rory Gallagher – Irish Tour ’74
アイリッシュの熱い魂は大地を駆け巡り、そして歴史をも駆け巡るものだ…。それを「魂の叫び」と歌ったU2は世界の英雄に祭り上げられているが根は熱いロックンロ…
>ヘロ さん
いきなりライヴですか!頑張ってくださいね!
渋いところをついてきますね!
彼はイコールはげたストラトって感じのイメージが強いですね。
自分も中学時代はよく聴きました。
それで・・・急遽明日LOUDONSSはライブやります。
急に頼まれ、リハ1回きり・・・。
どうなることやら。。。