ローライというとすごく大きなカメラだと思っている人が多いがファインダーのフードを開いても実際はこんな小さい。フードを閉じた状態で、だいたいNikonD50を縦にしたのと同じくらい。厚みはかなりあるが一眼のレンズまで入れればほぼ同じサイズ。長方形でガサはとるが、実際手に持つとさほど大きさは感じない。親指で押すシャッターのポジションも悪く無い。ストラップが無かったのでミノルタのやつを逆さまにして付けてみる(ロゴマークが見えないように)。まぁ一時的にはこれでいいだろう。純正のストラップは一万円以上もするので、時間のあるときに革を買って来て自作しようと思う。
金属部分を研磨剤で徹底的に磨き、革の部分は靴墨を根気よく擦り込み、隅々をクリーニングしたら見違えるように綺麗になった。とは言っても50年以上も前に造られたカメラだから全体的にくたびれた感は拭えないが、それがまた枯れた味になっていい案配だ。
調べてみるとどうやら1954年に造られたようだ。53歳・・・。何人のオーナーの元を渡り歩いたのだろう。何カ国の船旅をしたのだろう。ライカM3のようにカメラからその痕跡を見出す事はできなかったけど、こうして出会えたのもなにかの縁。しっかりメンテナンスして使ってあげよう。永い付き合いになりそうだ。
「ここが新しい我が家だぞ」
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