やっぱオリジナル曲を作りたいなぁって火がついてきた。でもイチから打ち込みしていたら自分の性格からいって天文学的な時間になりそうなので、まずは風呂の中で頭の中で組み立ててから・・・・と思ったのだけど、浮かぶメロディー浮かぶフレーズがどれもどこかのパク・・じゃなくインスパイヤーされたものばかりで、まったく先に進まない。いいなって思ったフレーズも「なんか昔の曲にあったなぁ、ところで何の曲だ?」今度はその曲が思い出せなくて、ずっと考えてる始末。こりゃお盆休みか正月休みに集中してやらんと無理だな。当分おあずけ。
どこかにパクれ・・じゃなくて参考になるネタはないかとYoutubeを適当に見ていたら、SUZI QUATRO の『ROCK HARD!』を発見! おおっかっちょいい!全員楽器がB.C.Richというのも時代だねぇ〜。やっぱスージー・クアトロはいいぞ!
スージーを知らない人のために簡単なおさらい。
70年代後半はテクノ、ディスコブームの波に追いやられ、スージーを含め70年代初頭から活躍していたハードロックミュージシャンは音楽的には冷遇されていた。スージーも時流に合わせソフト路線への転換を図ろうとしたがセールス的には見事に失敗。いつしか過去の人となりつつあった時、イギリスで空前のハードロックが復権。NWOBHM怒濤の波は、全世界的なハード路線回帰へとつながっていった。ハードロックの女王とまで言われたスージーが黙っているわけも無く、1981年、再びレザーのジャンプスーツに全身を纏い、野郎メンバーを引っさげて再びシーンに帰って来たのがこのアルバム『ROCK HARD!』だった。
流行はよりヘビーにシフトし、Iron Maiden(Iron Maiden)、Saxon(Wheels Of Steel)といった若手から、ベテラン勢も、AC/DC(For Those About To Rock We Salute You)、Michael Schenker Group(Michael Schenker Group)、Ozzy Osbourne(Blizzard Of Ozz)、Gillan(Double Trouble)等々見事復活。しかし、明暗を分けたのは70年代中期に破竹の勢いを誇ったアメリカン・ハードロック勢。KISS(Music From "The Elder")、Aerosmith(Rock in a Hard Place)と興行的に最低のアルバムを発売した年でもあった。
で、このスージーのアルバム。タイトルだけ見れば往年のハードロックに戻った印象だけど、どこか中途半端にソフトなところが残ってしまい、KISSやエアロ同様、興行的には失敗。もっとハードなスージーを期待していたファンからは評価されなかった。自分もちょっとがっかりした思い出がある。現在は、日本、アメリカ、イギリスでも廃盤。
しかし、確かに当時はゴリゴリじゃなければ認められなかったが、今の時代なら十分通用するはずだ。そう思うと無性にまた聴きたくなる。が、レンタル屋や図書館も探したがどこにも置いてない。昔のロック仲間に尋ねれば誰かアナログ盤を持ってるかもしれない。が、自分がプレーヤーを持ってない。そうなるとさらに聴きたくなる。とりあえずYoutubeにアップされていたアルバムの二曲だけ聴いて我慢するが、やっぱ他の曲も聴きたい。う〜ん、どうすべきか・・・・・
そうだ!、困った時の第三国(笑)。ロシアのダウンロードサイトを検索する。
・・・・・ありました(にっこり)。それもアルバム一枚で$1.69-の激安価格。一曲じゃないよ、アルバム全部でこの値段。320kbの高音質でも$2.59-。すかさずダウンロード。
初期の方がハードで好きだけど、やっぱこのアルバムも今聴けば十分いい。ちょいと今晩はスージー三昧で夜を明かそう。
2 Comments
>いしわん さん
はい、ランディーモデルです。でも国産コピー品ですが。
もう何年もランディーの曲は弾いてるというのに未だあの領域には入り込めません・・・
まだまだ鍛錬が必要なようです。
どもです! 再びnice!を頂きましてありがとうございました!
この写真! ランディ・ローズのモデルですか?! カッコいいっすね~♪
先日、ウチの弟が送ってくれたDVDに”Crazy Train”のクリップが入ってたんですけど、久々に見てまた泣けました(;_:)! ソロの泣きではもうボロ泣きでしたよ!