オリンパスE-410にライカのレンズを付けてみる。中古激安で入手した1974年製R用のエマリートF2.8 28mm。外観はけっこうスレがあったがレンズは問題無さそう。マウント・アダプターを使い取り付ける。当然ながらオートフォーカスもプログラムモードも使えない。最新のデジカメに33年前の古いレンズを取り付け、あえてマニュアルで使う。そのミスマッチ感が実にいい。さてさてどんな絵が撮れるのだろう。楽しみ。
ニコンD50と比較するとこんなにちっこい。レンズなんて完全に半分以下。標準のレンズだってかなり小さいが、ライカのエルマリートだとこんなにも全体がコンパクトにできる。一般的には太くて大きいレンズが好まれる。大きければ大きいほど高そうに見えると思われている。でも、それって堅くてぶっとくて長いのがいいという、男性の巨根願望の現れのような気がしてならない。
ライカのレンズはオール金属。最近のデジカメ・レンズに多い樹脂でも無いし、ラバーの滑り止めなど当然ついていない。握るとひんやりと金属の感覚が伝わってくる。自分は太さより、この金属感の方が好きだな。E-410ってボディーの厚さがライカM3とほぼ同じ。だから握りやすいと感じるのかもしれない。ちいさいカメラに巨大なグリップは必要ないと思う。う〜ん、E-410の小ささは病み付きなる心地よさ。
ただ一つだけ不満が。オリンパスはすべて中国製。ちなみにニコンはタイ製。せっかく日本のカメラなんだから、Made in Japanであってほしいなぁ・・・。
2 Comments
>kimiko さん
やはり大きいレンズはそれだけの性能ではありますが。写真ってスペックだけではなく『味』ですからね。小さいからって劣ることはないと思いますよ。
そっかー・・レンズも大きければイイってもんじゃないんですね。^^