中国製割り箸

先日朝のワイドショーで恐ろしいニュースをやっていた。前々からも話題になっている中国製割り箸についてだった。結論から先にいうと、金魚鉢の中に中国製の竹の割り箸を入れておいたら二日で金魚がすべて絶命した。
日本の割り箸の97％は中国製で、その多くは竹を材料として大量の漂白剤とカビ防止材で消毒されているらしい。輸入される食べ物の薬物検査は当然ながら厳しいが、箸とかはフリーパスらしい。普段見慣れている白い箸はかなり強い漂白がされていて、本来竹の箸は薄茶色の汚れたような色で、国産の割り箸や薬品を使っていない箸とは大違いだった。
当たり前のように使っている割り箸に毒性が含まれてると・・・。金魚と違って人間に直接的な害があるかどうかは微妙なところらしいが、とはいえたった二日で金魚が全滅って、そうとうヤバそうな気がするんだけど。
たとえば甘噛みしたがるペットのおしゃぶり替わりに割り箸を与えていたら・・・。リスやネズミ小屋のなかに木だから安全だと思って割り箸を入れておいたら・・・水槽の水草を取るのに割り箸を使ったら・・・。そういえばプランターの花の添え木に割り箸を使ったことがあるけど、あっというまに枯れちゃったのは漂白剤が流れ出たからか？
なんにしろ割り箸をドンブリの中に浸けっぱなしというのは避けた方が良さそうだ。
ならばマイ箸持参と言いたいところだけど、一回ごと箸を洗う洗剤の事を考えると一概にマイ箸が良いともいえない。ちゃんと最後は土に還るものを安全に使うのが一番ということだろう。やはり割り箸も無漂白の国産品をこだわったほうがよさそうだ。
って普段のランチはそうはいかないからな・・・。このニュースを見てからラーメン屋の箸が毒の棒に見えてならないのだけど・・・。どうするCOCOA！
<追記>
100円ショップで買い置きしてある割り箸の裏の注釈を見たら『割箸を用途以外で使用しないでください』とわざわざ書かれてあった。木の棒としては使ってはいけないということ？暗に危険だよってことを言いたいのか？ますます心配・・・