セルフスタンド

ガソリンが高い。来月にはハイオクが170円を超えるらしい。当然安い方がいいので、会社の帰り道、深夜にちょっと遠回りしてセルフのスタンドへ。国産のような高燃費車ならいざ知らず、果たして遠回りのロスと2〜3円の差が本当に得なのかどうかよくわからないけど、気分的に安いのを入れたという充実感があるので良しとしよう。
Alfa Romeoには目一杯ガソリンを入れてはいけない。満タン寸止めがよろしい。だからスタンドマンにやってもらう時も、2度注ぎは絶対しないように注意する。出来る限りセルフで自分で入れるのが安全だ。ハーレーも同じ。満タン1cm下。これはお約束だ。
いつものように満タンちょい手前でレバーを緩める。ガソリンがノズルから切れるのを待つ。
「・・・・・？」
チョロチョロとなかなか切れない。ノズルを揺すったりして切れるのを待つ。
「・・・・・！？」
すでにメーターは止まってるのにいつまでもチョロチョロと出ている。酔っぱらいが自分のパンツにチビらせてる状態だ。
「・・・・・・！あら？もしやこれは天の恵み？」
とりあえず完全に止まるまで気長に待つ。深夜だし誰も待ってないし、途中で写真撮ったり（笑）。監視カメラで見てたらなんの客だろうと思うだろうけどお構い無しで持久戦に持ち込む。2〜3分するとタンクの汲み上げモーターも完全に止まったようで急に静かになる。ノズルを見るとようやく止まった。
「ということは？」
またちょこっとだけレバーを引いて給油して、すぐ止める。
「・・・・・（ニヤリ）」
案の定、またチョロチョロ出てる。気長にホイールを磨いたり、COCOAをじゃらしたり、荷物の整理をしたり・・・・これを数回繰り返す。どれくらいオマケが頂けたか分からないけど、なんとなくスゴ〜く得した気分（実際はたいした量じゃないんだろうけど）。
じっ様のオシッコのような切れの悪いタンク君、ありがとう！また寄らせてもらうよ！