昨晩は、ベルギーに家があって現在ストックホルムに単身赴任中のイタリア人のジャーナリストがドイツのプレスの仕事で洞爺湖サミットの取材に日本に来たので一緒に飲んだ。ものすごい形容詞でしょ。世界を股にかけるって正にこういうことだろうね。日本がいくら国際化したと言ってもまだまだ島国民族と思い知らされる。(もちろん例外な日本人もいるけど)
洞爺湖サミットには世界のプレスが4,000人も集まるそうだ。世界が注目するサミット。そのジャーナリストに素朴な質問をされた。
「日本人は洞爺湖サミットに関心があるのか?」
「もちろん」と答えたが、冷静に考えると果たしてそうだろうか。警察の検問や警備が厳しくなってきたので、なんとなくサミットムードになっているが、果たして一般庶民はサミットなんぞに関心があるのだろうか・・・・。
自分で自分にテスト。G8の参加国を述べよ・・・クリア。首脳の名前を述べよ・・・・う〜ん、カナダって誰だ?ロシアの新しいおっさんの名前は・・・ドイツのおばちゃんは・・・ブー。洞爺湖ってどこか述べよ・・・行ったことあるからOK。昨年の開催地は・・・・・ブー。
う〜ん、関心があると言う割には全く分かってない(笑)
しかし、歴史を考えると面白いね。建国たった200年ちょっとのアメリカが全世界の主導権を握って、過去の世界的な文明を築いたエジプト、ギリシャ、ペルシャ、スペイン・・といった国はG8にすら入っていない。世界の主導権は常に変わっているという事だろうね。後200年も経ったらもしかすると今のG8が全く入れ替わっているかもしれない。アメリカなんて国が無くなっちゃってるかもしれない。どんな世界地図になってるんだろうね。
ところで前から思ってるんだけど、カナダがG8に入ってるのになんでスペインは入れてもらえないんだろう? JリーグみたくGDPの指数で最下位国は入れ替え制にした方がいいと思うのだけど、どうだろう? G2-8、G3-8とかリーグを作って。国中が燃えると思うんだけどなぁ。
ところでG8の『G』ってなんの略か分かる?意外と知らない人って多いのでは。答えがわかるとなぁ〜んだってような事だけど。
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