先日テレビを見ていたら坂本龍馬の特集で、SoftBankのロゴマーク『=』は海援隊の旗をリスペクトしているということを話していた。へぇ〜知らなんだ。調べてみると海援隊は赤い二本線でSoftBankはイエローだったりグレーだったりと色は違うが確かに同じ。なにやら孫さんが大の坂本龍馬ファンで、ネット業界の維新をという願いが込められているらしい。
自分も企業のロゴマークやブランドマークのデザインをすることもあるが、過去の偉人にまつわるVIをそのまま使ってしまうというような依頼はまず無い。巨大企業になってもなんとなく中小企業のおじさんのような匂いのする孫さんらしい選択だなと、妙に納得してしまった。
さらに色々調べてみると、海援隊の会計を担当していた岩崎弥太郎が後に三菱財閥を起こし巨額の富を得たのは有名な話だけど、その三菱グループの中核をなす日本最大の海運会社『日本郵船』も海援隊の旗をリスペクトした赤い二本線だった。まぁこちらは本家ともいうべき存在なので使う意味も分かるけど、普通であれば自ら起こした会社だから新しいマークを考えるだろうに、あえて岩崎が海援隊のマークを継承したというのは、それだけ海援隊の存在意義が大きかったんだろうね。
SoftBankの二本線がどうも気になっていた人はスッキリした? まさに『その時歴史が動いた 』って感じだね。
さてSoftBankは本家ロゴマークのようにネット維新はできるのか? iPhoneなんで応援してますよ!
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