昨年の11月から発売された Alfa 159 スポーツワゴン 3.2 JTS Q4 Q-Tronic TI の撮影を兼ねて箱根で試乗をしてくる。
乗り出しにすぐの感じたのがシーケンシャルモード付6速電子制御式オートマチックトランスミッション『Q-トロニック』の進化。昔のQ-トロニックはあれれって感じだったけど、フルタイム4輪駆動のQ4との相性もすこぶる良く感じる。市街地を走る分にはセレスピードより明らかに扱いやすい。ノーマル車に比べ-30kgの軽量化が図られているせいか、走っていても軽快に感じる。
ただローダウンサスペンションがどうもしっくりこない。乗り心地が気持ち悪い。235/40R19タイヤも妙に轍に足を取られ、遊びのないステアリングにダイレクトに伝わり、これまた気持ち悪い。高速でも左に多少とられるので、もしかするとアライメントがズレていたのかもしれないが、果たしてスポーツワゴンにローダウンのサスペンションや太いタイヤが必要なんだろうか? でもオーナーになれば太く低くってなっちゃうんだろうな(笑)
このTiには『電子制御式Q2機能』という新しい機能が付いたが、確かにコーナー脱出時の安定感は増したように感じる。とはいえ、ワゴンはかっ飛ばす乗り物ではないという固定観念があるので、例えAlfa Romeoといえどもあまりアクセルを踏み込む気にならない。そういう意味からも『Q-トロニック』はいいマッチングだと思う。個人的にはもうワンサイズ細いタイヤで柔から目のサスでのんびりクルージングする方がこのクルマには合ってるような気がする。
Alfa159 は発売から既に4年、成熟の段階に入って来たという印象で、クルマの完成度もかなり上がっているように感じる。乗るたびに思うのが「いいクルマ」だなと。サイズがもう少し小さければ156並みに売れただろうに・・・そこがちょっと残念。
3 Comments
>花火師 さん
はい、私も18インチの方がいいと思いました。
Alfa159はあと200kgくらい軽ければ言うことは無いんですが・・・
>がたぱしゃ さん
おやっ!では、ぜひ次はAlfa Romeoに逝っちゃってください。
クラシックカメラのような味わいがありますよ〜
あ、これ、先日走ってるのを見て「お、いいなぁ」と思った車です。
でもフロントのデザインは相変わらず厳ついですね。
19インチですか・・・大きいな〜
18でマイルドに、でもいい感じだと思うけど