右肘が腱鞘炎になってしまい朝から湿布臭いワタクシですが、皆さんはどんな三連休をお凄しでしょうか。
さて、オリンパスPEN E-P1を持っての試し撮りレトロタウン青梅のリポートもこれで最後です。名残惜しい青梅ですが、段々記憶もおろそかになってきたので叙情的に結ぶとしましょう。
最後に訪れたのは『昭和幻燈館』舞台美術をやられてる山本高樹氏のジオラマが展示されてあった。温かくてどこか懐かしいジオラマ。その素敵な世界を紹介しつつお別れとしよう。
上記の写真は深川?近辺の風景を描いたジオラマ。まるでチャイナドレスの呼び込みの女性にそのまま引き込まれそうな『Cafe 黒猫』昔はこういった怪しげなネーミンクの店が多くあったよね。
そして昭和と言えばこれである。
「まて〜、まて〜!二十面相!!」今にも声が聞こえてきそうなリアルな造形。
「諸君、さらばじゃ!」浅草にあった凌雲閣が見事に作り込まれ、さながら自分が少年探偵団になったような錯覚に陥る。バルーンで逃げるところが昭和らしい。江戸川乱歩、怪人二十面相。♪ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵団〜。明智小五郎・・・キーワードがいっぱいだ。
江戸川、隅田川近郊の東京湾もまったく変わってしまったが、昔の東京はどこか温かい水辺があった。
お祭りだって盛んだった。月光仮面に鞍馬天狗のお面。自分はもうちょい後のオバケのQ太郎やゲゲゲの鬼太郎の時代だったけど、月光仮面はまだ売ってたね。お祭りの屋台になんだか分からないけどワクワクしていた子供時代。懐かしいという一言では語り尽くせない。
そして本郷の街角。瀟洒な(当時は)家並みに井戸。そしてどこか憂いをもった女性。懐かしいだけでは終わらないロマンを感じる作品。
ところで、まったく関係ないけど本郷で思い出した。81年頃にあったテレビドラマで古谷一行と大場久美子が主演の『本郷菊坂赤門通り』あぁ、また観たい・・・。このドラマも本郷の坂道を哀愁たっぷりに表現していた(というか大場久美子が好きだったんだけど)。さすがのYouTubeにも無かったよ。
写真や動画や本やポスターも素敵だけど、こうしてジオラマで表現されるとなんとも言えない味わいと郷愁(東京に住んでいても)が感じられ、ちょっとだけタイムスリップを味わえて楽しかった。
さて、これにて青梅リポートも終了。行きたいと思った人も、なんだと思った人も、ちょっとだけ昭和の想い出に浸れたのではないだろうか。ただ、先に言っておくけど決して期待過多で訪れてはいけない。新宿から1時間以上ある場所で、見所多い観光地ではない。目的をもって行くと失敗する街だと思う。
でも、なんとなくぶらっと行って、なんとなく散策して、なんとなく想い出に浸る。それには正にうってつけの街だと思う。
次回はできれば夕方から行って、さびれた居酒屋なんぞで一杯やりたいな。青梅マラソンしか知らなかったけど、なかなかいい街じゃん青梅!
7 Comments
>アレクリパパ さん
あの歌はラジオ版の主題歌です。ソノシートで持ってました(笑)
>tonta さん
ですよね。いい仕事されてます。
>ちあこ さん
夕方から夜の情景というのがまた哀愁をそそりますよね。
>Pace さん
ちょっと遠いいですが、トイカメラもってぜひ行ってみて下さい。
面白い発見があるかもしれませんよ。
>mafty さん
そうですよね。自分も写真を撮りながらニコニコしてました。
>釣られクマ さん
細部にわって仕上げられていました。
素晴らしいですよね。
すごい造形ですね!
実にいい写真です、GJ!
なんか見ててホンワカしてしまう^^
すごく素敵な写真^^
微笑んでしまいます^^
温かみのあるジオラマのお写真で、
タイムスリップ気分になりました♪
なんとなくお散歩、行きたくなります(’’)
来訪ありがとうございました。温かみのあるジオラマたちですね。
なんだか、一目で好きになりました。
ジオラマの写真凄いですね(^-)b
1つ1つ丁寧が仕事してますね!
ジオラマ、懐かしい光景ばかりですね。
昭和30~40年代かなぁ。
怪盗二十面相だぁ。
少年探偵団の歌をよくご存知ですねぇ。
事件が解決すると、明智小五郎のオープンカーに少年探偵団が乗っているエンディングになったような。
青梅レトロタウン、良いなぁ。
秋になったら、山の幸を食べながらレトロタウンに行ってみます。