先月の26日に出火したALFA164Q4、工場からエンジンを下ろしたので見に来て欲しいと連絡を受け行ってみると・・・・毎度の事だけでエンジンを下ろされた愛車を見るのは痛々しく辛いものがある。病院に見舞いに行ったらすっかり痩せこけていたような、あの嫌な感覚に似ている。エンジンルームはがらんどうである。
溶け落ちているパイプ。見るも無惨な姿・・・。
原因は、今まではステアリング・ラックからのオイルが漏れていたので油圧があまり高くならないで済んでいたのが、オーバーホールによって油圧の逃げ口が無くなり、弱くなっていたホースに集中し亀裂破損し、マフラーにかかり引火炎上したのではないだろうかというのが検証の結果だった。燃えた箇所や状態から考えてほぼ間違い無さそうだ。
とりあえずオーバーホールしたステアリング・ラックには損傷が無いようなので、ホースの全交換と燃えてしまったコードやリレー類の交換、そして今後の対策に、もしもの時に出火しないようにマフラー部分に保護板を増設することとなった。
復活までの道程はいまだ遠い・・・。
4 Comments
ニキ・ラウダ?
年数の経過した車は全体が経たった状態でバランスを保っているようで
悪いところを換えると別の部分にそのしわ寄せが逝ってしまうようですね。
うちの13年車もエンジン回りを少しずつ弄っていたら・・・
大変なことになってしまっています。
痛々しくて悲しくなります・・・
でもこれだけで済んだのが良かったですね!
復活楽しみにしてます~
あぁ。
でも、修理で直せるので不幸中の幸いでしたね。
「ALFA164Q4」、頑張れ。