今日は仕事の打ち合わせで静岡県の森町まで行ってくる。「森の〜」とくれば当然『石松』である。清水次郎長の子分、森の石松だ。遠州森町とくれば片目のジャック、石松が条件反射のように思い浮かぶ。
・・・・というのは、ある程度おっさんで、最近の若い子は石松を知らない人も多いようだ。森のクマさん? なんて言われるとガックリくる。石松は知らなくても「江戸っ子だってね、食いねぇ食いねぇ、寿司を食いねぇ」の決め台詞くらいは知っているだろう。
暴れん坊だけど実はナイーブ。映画でつくられたイメージだけど、やんちゃな可愛い子分というイメージで、次郎長一家の中でも常に人気のキャラクターだ。東宝時代の森繁久彌がはまり役だったけど、自分的には中村錦之助の石松が好きだな。
チャンバラ黄金期。今見てもこの映像美学はゾクゾクくる。最近の時代劇ってなんか軽い。薄いといったほうがいいか、映像に締まりがないように感じる。
昨年、角川映画で「次郎長三国志」がリメイクされたが、温水洋一が石松役。う〜ん、温水洋一は大好きな俳優だけど、石松じゃないでしょ。と思うのは俺だけではないはず。次郎長は中井貴一だったが、東映時代の鶴田浩二の次郎長イメージが強くて、どうも居心地が悪い(実物はいかりや長介と酷似だけど)。
ここ最近、時代劇はリメイクばかりだけど、どれも面白くないと思うのは、おっさん化の証拠か?
打ち合わせだったので観光してる時間はとれなかったけど、今度は時間をつくって遠州巡りでもしてみたいな。
3 Comments
赤い橋と紅葉の木がとても綺麗ですね(^-)b
以前の映画ネタの時から思ってたんですが・・・、あなた本当は何歳ですか? どうしてそんな古い映画に詳しいの?
そろそろ白状しなさい !!
知ってますよぉ~^^。
東映のタイトルのあの岩
犬吠崎の灯台のこっちの浜の岩だって
NOBUさんもご存知でしょう。
温水洋一が石松って、そりゃ~ないですね(爆