【二日日】フェリーの中の雑魚寝の大部屋。ふと目が覚めると外が明るい。しまった!慌ててデッキに出ると既に太陽は昇ってしまっていた。う〜む、日の出見たかった・・・。時計を見ると6時。もうちょいだった。
海を見ながら悔しがっていると、昨日の留学生のベトナム君に声を掛けられる。彼はしっかり朝日を見たそうだ。日本での初めての旅行に多少興奮しているようだ。エチオピア君、ブルガリア君んも集まってくる。皆で太平洋の大海原を眺めながらしばし感動する。
旅というのは期待と不安が交差するものだ。特に彼らは親元を離れ、かつ自分の国を離れ、日本という東の果てで船に乗っている。どんなことを思っているのだろうか。学校が終わったら国に帰って専門職に就きたいと熱く語っていた。太陽の日差しより彼らの方が眩しかった。
Blog内キーワード検索
Categories
Archive
My Office
Leave a reply