ライカM9にデシルバがデザインした『M9チタン』が世界限定500台で販売されたね。デシルバって誰よ?ってカメラファンには馴染みが無い人だろうけど、アルフィスタにとっては「なに!」っと条件反射してしまう存在。
現在はフォルクスワーゲン・グループのチーフデザイナーだけど、1999年まではチェントロ・スティーレ・アルファ ロメオ(アルファ ロメオ デザインセンター)の部長だった人。コンセプトカーのプロテオ、ヌボラを始め145や156や147といった、アルファが売れまくったクルマをデザインした偉〜い人。その後VWに移籍し2002年からはアウディのブランドデザイン担当。コンサバでどこか一皮むけなかったアウディをここまでドラスティックに飛躍させたのはまさにデシルバの功績。
それに反比例してアルファ ロメオは迷宮するデザインで販売数を極端に落として行くんだけど・・・
で、そのデシルバがM9をデザインするとなったら気にならない訳が無い。
さすがに10年も経ってるからアルファ ロメオ時代と比べるとずいぶんと歳とってしまって・・・まぁ、それはともかく、ゲルマン・カメラのライカにとってVWとのコラボは正常進化論なんだろうけど、出来上がったモデルは斬新な感じも無くデシルバらしさは感じられない。VWらしいというか、普通〜。
ビデオに出てくる試作品の方が「おおっ!」と感じるモデルもあったけど、外観の造形までいじったスペシャルだったらよかったのに。でも、ガンホルダータイプのショルダーケースはいいね。
とはいえお値段が気になる。VWには抵抗感があるけどデシルバなら・・・え〜っと、税込みで238万円。・・・238万!?
中古のAlfa156より高い(笑)
3 Comments
ご無沙汰しています。
私もカメラ屋に貼ってある写真を見てビックリしました。そして価格を見てもビックリ!
ブライトフレームの採光窓が無くなって、ますますデジカメっぽくなりましたね。
フレームは一番コストが掛かるところなので、LED化はかえってコストダウンでしょうか?
電気系統が壊れたらフレームが見えなくなるのでしょうね。
今のライカ社はお金持ちに経営されていますが、この先どこへ行くのかな~
普通のデザインですか~?
過去のデザインは決して振り返らないカーデザイナーらしい素晴らしい仕事だと感じたのは私だけかなぁ・・・
確かに今までと全く異なる分り易いフォルムで出して欲しいと期待されたのでしょうが、逆なそんな非エレガントなデザインはデ・シルバらしく無い思うんですよねぇ
ライカのままでしたね。
チタンの色は綺麗だけど。
昔、ジウジアーロがニコンのデザインをしましたよね。
ボディの赤色の線が斬新的でした。
線1本がこれだけデザインを変えるとは、驚きでした。
今でも、ニコンには赤色を使っていますね。
ライカも、何か足し算の変化が欲しかったなぁ。