ナイフを買った。HIROの『キャプテンスローカム』。釣りに行く時やアウトドアの時に使えるナイフが欲しくて色々と探していあのだけど、種類が多く、さらに”その気にさせる”デザインが多く見てるだけでもどれもこれも欲しくなってしまう。銃しかりナイフしかり、男子たるものこの手のものはクラクラしてしまうのだ。
美しいデザインのモノは数多くあったけど、今回は実用重視でシーナイフを選んでみた。フィンガーグリップとサブヒルトで濡れた手でもグリップ性が高く、4mm厚の刃も強固で船上で大型の魚を捌く時にも歯こぼれの心配はない(釣れたらの話だけど)。早速今週末に舟釣りに行くので活躍してもらおう。
ところで、ナイフってその存在感はとても危険な匂いがする。包丁がテーブルの上に置いてあっても誰も怪しげな感じはしないだろう。しかし、それがナイフであると危ないオーラが漂う。包丁=料理人、ナイフ=犯罪者、という暗黙の認識。武器としての秘めたる戦闘能力。
でも、昔はどこの子供だって鞘に入った”ドス”のようなナイフを持っていた。鉛筆を削るのもナイフ、工作だってナイフを普通に学校で使っていた。それがいつしか『カッター』という安全道具に切り替わり、ナイフを持っている子供なんてどこにもいない安全な世の中になった。
しかし、安全と引き換えに彫刻刀も使えない子供が増えていると聞く。包丁すらまともに使えない大人も増えている現実を垣間みると、狩猟やモノを作るという生きるための能力がどんどん追いやられてしまっている気がする。
護身のためのナイフなんて当然必要ないが、道具としてナイフを使いこなせないような男にはなりたくない、と思うのであった。
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2 Comments
>川越 さん
ナイフはなぜ男を魅了するんでしょうね〜。
ナイフは決まった使い方があるわけじゃなく、使う人によっていろいろと応用の利く道具ですが、それだけに「使えない」人も多くなっているのでしょうか。私もナイフを見ると欲しくなってしまい、物欲を抑えるのに難儀します。