東京オートサロン2011

昨日、幕張メッセで行なわれている東京オートサロン2011に、アバルトブースの撮影で行って来た。午前中は報道関係者をメインにしたプレスタイムのはずなのにコンパニオン狙いのカメラ小僧（オヤジ）でかなりヒートアップ。東京モーターショーがガラガラの悲惨な状態に比べて、相変わらオートサロンは異様な熱気。
コンパニオン狙いの連中は別にしても、多くの来場者の姿を見ているとクルマ離れと言われているが、まだまだクルマ業界も捨てたもんじゃないと思う。「若い人はクルマに興味が無いからクルマが売れない」とよく聞く台詞だが、本当にそうだろうか。コアな層は絶対に存在するし、的確なマーケティングを行なっていれば、人気を得ることも売上を伸ばすことも出来るだろう。オートサロンに来ると、売れないというのは言い訳でしかないと実感する。
ピークに比べればかなり大人しくなってはいるが、人とは違う個性を出したいというカスタム関連はまだまだ伸びるだろうし、会場にも20〜30代が多くいることにちょっと安堵した。カスタム業界から逆流でメーカーにも、もっとワクワクするクルマの開発を行なってもらいクルマ産業全体が活性化してくれればいいな。

で、一番気になったのがこれ『T-REX』三輪トライク。前から見ると未来的なスーパーカー。でも後ろから見るとオートバイ。Kawasakiのエンジンを積んだ2人乗り。今まで発売されていたT-REXのフルエアロ版らしい。

素晴らしい〜。もう音は完全にバイクだね。ドリフトも4輪とは全く違う挙動だし。このオヤジの興奮度合いからして相当楽しそう～。
エコカーだの電気自動車だの大騒ぎのなか、こんなオバカなクルマが出てくると嬉しくなるね。勿論、元はバイクだから軽量で燃費だって自動車よりずっといいはずだから、ある意味最高のスポーツエコカーかもしれない。
でもお値段は700万？。もっと安ければちょっと飛びついちゃうかもしれない。しかし、こんなので街中走ったら・・・。