アーガスC44の購入に合わせてビューファインダーも純正のものを探して購入。ロゴ部分の文字がかすれていたのてアクリル塗料で墨入れを行なう。キリッと引き締まった。このビューファインダー実はドイツのシュタインハイル製。
ライカ用のシュタインハイル『オルトスチグマット』(Steinheil Orthostigmat)35mm F4.5を持っていたので、ライカでもこのファインダーが使えるだろうという魂胆。『オルトスチグマット』レンズはライカ用としては珍しいオルソメター型ということらしいが、オルソメターってなんだか分からない(笑)。まぁ、珍しいというだけで満足なのだけど。
レンズに刻印された『US Zone』の文字。第二次大戦後のドイツは米英仏ソによって4つに分割統治されていた。これはアメリカの統治下で作られたという印。敗戦国だから仕方がないけど、なんとなく嫌な言葉だね。
ちなみに日本も敗戦後から1952年頃まで『Made in Occupied Japan』という記述を義務付けられていた。『占領下の日本製』って意味。気が滅入る言葉だね。
耳に見えるからミッキーマウスの愛称で呼ばれているけど、ミッキーというよりクマのプーさんって感じ。むっちりしていてライカ用のレンズの中では一番可愛い?
やはり同じメーカー同士。ファインダーとのデザイン上の相性もバッチリ。
オルトスチグマットの撮影例はまた後日にでも。
4 Comments
>nega&poji さん
こんにちは。作例は既にアップしてあるのでこちらをご覧下さい。
http://nobu.tv/archives/2011/04/16-2355.php
私も、Steinheilのレンズを探し求めている者ですが、「Steinheil」で検索しましたら此処へ来ました、宜しければ作例のご紹介お願いたいのですが、また是非レンズの評価もあわせてお願いできれば宜しくお願いいたします。
>PylorI さん
ビューファインダーは1956年製
カメラ本体(ライカM3)は1962年製
レンズは1947〜1948年頃製
どれもすっかり年寄りです(笑)
古い物なんですね
Made in Germanyに惹かれてしまう私です