なんで2台あるの? そうもう一台仕入れたの。なんでもう一台? 実は・・・・
落として軍艦部をボッコリ凹ましてしまったのだ!うががが。。。
ということでドナー用のC44をもう一台激安で購入。そうしたらね、ドナーも結構まともで軍艦部だけ移植するのがもったいないほど。
左の軍艦部分を取り外しているのが最初の1956年モデル。右が1957年モデルの2台目。ないが違うか分かる?えくぼの部分のシャッタースピードダイヤルの意匠が違う。たぶんメカニカル的には57モデルの方が進化してると思うのだけど、なんかVサインをしてるような56モデルのロゴマークが好きなので、57モデルには可哀想だけど買い替えではなく『移植手術』を敢行。最初に買ったときの感動も残ってるから愛着もあるので。
で、交換のついでに曇っていたファインダー周りを清掃。ビックリするくらい大雑把なつくり。ネジなんて普通のねじ回しで大丈夫なほど太くてデカい。さすがアメリカ製。精密ドライバーで組み立てなんて、アメリカ人の辞書には載ってないんだろうね。だから素人でも簡単に清掃&調整ができる。組み上げ後は見違えるほどクリアに。気持ちがいい。
C44を落とした原因。最初に買った56モデルには純正のケースが付いていたのだけどストラップが無かった。手元に色が合うのが無かったので、とりあえずトイカメラに付いていた安いブラウンのストラップを使っていたのだけど、あまりにもちゃちいのでマトモなのを買いに行こうとしていたその道すがらで・・・・ストラップの留め金が壊れて外れた! 今、まさに買いに行く途中だったのに・・・・(号泣)
なんたる悪いタイミング。店まであと数百メートルだったのに・・・。ということで買ったのがいつもご愛用の『Roberu』ここのストラップはビンテージテイストでクラカメとは特に相性がいい。革の風合いも好き。そしてむら染めのこの色が純正のケースにドンピシャ。まるでストラップも1956年製に見えてくる。ケチらず最初からさっさと買っておけばよかった。。。。
で、合わせてドナー2号を買うついでに(?)35mmの交換レンズも購入。ライカで使ってるOrthostigmatと同じシュタインハイル製。中身はドイツ製でもアメリカのアーガス用だからメッキでピカピカ。しかし、なんでアメリカ人はあんなにメッキ好きなんだろうね。アメ車だってハーレーだってメッキだらけだ。といいつつ、ヘビーメタルが好きな人間は無条件にブラックレザーにシルバースチールはマストアイテムなんだけどね。
F4.5だけど、そんなことはどうでもいいと思わせてくれるこの佇まい。カメラというより兵器っぽいところがいい。このレンズ、お値段は39ドル。日本円にして約3,237円。・・・・涙が出るほど安い。C44ってなんでこんな過小評価されてるんだろう。ネットで作例を探してもまず出てこないし。確かに大雑把でドイツ製のような緻密さは微塵もないけど、デザインといい写りといいもっと評価されてもいいと思うんだけどな。
100mmのレンズもあったけど使う用途が思いつかなかったのでパス。あとC44用の別なデザインのビューファインダーが届いたら、とりあえずC44のシステムは完了!
しかしね、これだけ揃えたのに一番高い買いものは『ストラップ』なんだよね・・・なんか複雑。
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