4日、久々にバイク仲間とハーレーで走りに行って来た。絶好の好天。今回は太平洋に向かって走ることとした。日本武道館前で待ち合わせをし、いざ東へ向かう。
成田に行く道すがら、浦安に立ち寄る。取引先の担当者も浦安在住で液状化現象が凄いと聞いていたので確かめたく寄ってみる。 ハーレーで走っていて途中でなにやらめまいのような感覚になり、よく目を凝らすと平衡感覚を失うように電柱や塀がグニャグニャと歪んでいる。道路自体はそれほどでもない感じだが、歩道は数十センチも隆起してひどい状態。バス停と電柱を見ているとなにが真っすぐなのか分からなくなるほど。吹き出している砂はサラサラで「こんな砂で埋め立ててるの?」と愕然となる。 |
浦安の埋め立てはすべて海砂で行なわれているらしい。素人なりに考えても、砂のお城は波に持っていかれるのが当たり前だと思うのだが・・・なぜその施行方法が全国的に『よし』とされているんだろう。 せめて関東の赤土を混ぜるだのコンクリートを練り込むだの強度を上げる方法はいくらでもあるだろうに。。。 海砂をもってくるのは一番コストが掛からないからだそうだ。コストを下げれば安全が損なわれるのは歴史が物語っているのになぜ学習しない・・・。 |
成田山新勝寺に到着。一緒に行ったミニラ君、高い山の上にある寺と思っていたらしく、あまりにも街中で驚いていた。確かに成田山って名前だけ聞けば山だと思うよね。正式名称は『真言宗智山派大本山成田山新勝寺』で同派の大本山だそう。 GWとあって結構な人だった。以前来た時は6年前だったので、色々なところが新しく綺麗になっていた。 |
ハーレーは寺に近い民営の駐車場にとめた。クルマは800円/1日だったが、バイクは300円/1日だった。安いか高いか分からない微妙な金額だったけど、クルマから比べれば妥当な金額で、且つオヤジが見はってくれているので安心。 バイカーは少なかった。というか誰もいなかったかも。。。。 |
シャッター商店街というのはよく聞くが、不況の波は寺でも同じ?境内にある土産屋もGWだというのに閉まっている店が多いのが印象的だった。 |
商売繁盛の祈願をする人が多い中、閉まってる店が多いというのはなんか複雑。。。不動明王の力を持ってしても不景気は跳ね返せないか。 |
とはいえ参道に出ると人であふれて凄い賑わい。昼になったので飯にすることに。成田に入ったとたんやたらと『鰻』の看板が目について、頭の中は完全に鰻モード。参道にはこれまた溢れんばかりの『鰻』の垂れ幕が。 「こりゃ、やっぱウナギだ!」 ということで、その中の一件に入り鰻重を頂く。国産ウナギ、やわらかくじつに美味かった〜。でも、出てくるまでに30分以上待たされたけど・・・ ところで、なんで鰻だらけなの?と戻ってから調べたら『成田うなぎ』は江戸時代から続く名物だそうだ。ながい旅路に疲れた参詣客に、利根川と印旛沼の水産を提供するところから始まったらしい。確かにバイクでも東京から2時間近く掛かる距離。江戸時代ここまで参拝となると丸一日歩き通しだったことだろう。疲れたらやっぱ鰻となるのは江戸っ子も同じ。 |
ちなみにこちらは成田の特別観光大使の『うなりくん』 うなぎ+なりたで「うなり」だそうだ。う〜ん。 『宇宙(うなり星)から地球に飛来し、一番すばらしい空港を見つけて着陸した。その空港が「成田空港」だった。その上、成田のまちがあまりにもいいところなので、帰るのを忘れて棲みついた』そうだ。う〜〜ん。 うなりくんはさておき、成田山参道には鰻を出す店が80店舗弱もあるそうだ。凄い激戦区!店頭で鰻をさばく姿を見せている店や鰻スイーツを出す店もあり、夏には『うなぎ祭り』もあるようで、また行きたいね。(つづく) |
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