打ち合わせの帰り、今回は銀座の銭湯に入ってみる。銀座といっても下町の商店街の○○銀座じゃないよ。天下無敵の中央区銀座。本物の銀座のそれも8丁目。高級クラブがひしめく一画になんと普通の銭湯がある。その名も『金春湯(こんぱるゆ)』資生堂の一本裏手の金春通りにある。
初めての入浴。中は昭和そのもの。妙にホッとする空間。昔7丁目に勤めていた時があったんだけど、そのころ知っていたら毎日でも入っていたのに、今頃初入浴でちょっと悔しい思いをする。
今はビルになっているが(それでもかなり古い気がするが)150年近い歴史の銭湯だそうだ。天下の銀座といえども老舗がどんどん無くなり、チープな洋服屋がメイン通りを占拠してるけど、昭和三十年代にタイムスリップしたかのような空間は実に居心地が良い。ほとんど化石化している番台のお婆ちゃんもいい味をだしていた。
壁画は富士山ではなく錦鯉が美しく描かれ、浴槽は二つ。片方には『熱い』と書かれてあったのでぬるい方に入ったのだけど、それでもかなり熱い。全身湯船に入れるまでかなり時間が掛かったが、慣れてしまえばこの熱さも心地いい。
みなさんも銀ブラするときは、是非オケとタオル持参で粋に金春湯に入ろう! やっぱ浴衣、真剣に買おうかなぁ・・・。
次回は銀座一丁目にあるその名も『銀座湯』にチャレンジ予定。乞うご期待!(って誰が期待するんだ?!)
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金春湯に入って、吉田蕎麦、そしてオーセンティックなバーへ。
おねえさん無しの、最高の銀座コースです。