連休を利用して西伊豆の田子港に泊まりがけで仲間と釣りに行ってきた。
堂ヶ島も近く海からの景観は島あり山あり富士山も遠くに垣間みることができ、大自然の中で心が洗われる。釣りをしなくてものんびりとボートに乗ってるだけでも楽しめる。神奈川や千葉の港と違ってマンションや工場の建物が一切見えないので現実逃避にはもってこい。
絶好の秋晴れの中大漁を願っていざ出陣。今回は4人で行ったが、我がまま聞いてもらって初日午前中は手漕ぎボートで一人自由行動。その目的はただひとつ『たこ釣り』がはは。未だ釣れていないタコ様捕獲にいざゴー。
と意気込み満点で出航したが、はてさてこの広い港、どこに行ったものか???
とりあえず適当な仕掛けで流し釣りながら岩礁を目指す。早々にアタリが。何だろうと引き上げるとブヒブヒとフグ様。もちろん食べれないのでサヨウナラ。岩礁に近付いたところ今度は少し強いアタリ。おっ、早々に大物か?!と期待して引き上げると22〜23cmの『ベラ』!
う〜ん、これも食べれないからリリース・・・・と前回までなら言っていたところだけど、西日本では普通に食べられているし、なにより美味しいという情報を西日本の友達数人から得ていたので、お持ち帰りすることにする。ネットで調べると『ホシササノハベラ』というもので塩焼きが絶品らしい。瀬戸内海では煮付けで食べられているそうで、塩焼きでも煮付けでもとりあえず夜の一品確保。とりあえず船のいけすに保管。
よーしタコ捕獲頑張るぞ!と意気込むが、根掛かり&タコに持っていかれて仕掛けを4個損失。こうなったら釣り竿ではなくタコテンヤにダイレクトに凧糸を縛り付けて手釣りに変更。半分ボードが座礁しながらも果敢にタコを探すが後半は発見できず昼飯でタイムアウト。今回もタコ捕獲できず。無念!
午後は皆が乗る船外機付きのボートに移動してタコは諦め魚釣りに専念。ソウダカツオが2匹釣れた以外釣果無し。野良ニャン子たちのお土産も確保できたし、まあ明日もあるのでとりあえず船上で男は黙って地瓶ビール!
夜は皆が釣れた魚を持ち寄って大宴会。そういえば朝釣れたベラを手漕ぎのいけすに放置したままだったことを思い出し後のまつり。あ〜ぁ、一度食べてみたいと思っていたのに・・・・
二日目は戻りの大渋滞も予想されたので昼までとして午前中勝負。初日がまったく釣れてないので気を取り直して頑張らなくては。
一人がイナダを釣り上げ一気にヒートアップ。全員で仕掛けをイナダ用に変更して猛タックル。おっ、早速強い引き!でもなんか軽い・・・。引き上げるとやはりソウダカツオ君。う〜ん、でもまぁこれでミケ、コロ、クロに一本づつお土産ができたから良いか。
次にまた強いアタリが!またソウダカツオ?と不安がよぎるが明らかに引きが違う。なんだろう?タイか??アミで引き上げると何故か笑いが。なに?なんで笑う?
そヤツの正体は『アイゴ』ヒレに毒針を持っていて小便臭くて食べれないらしい(食べる地域もある)。サイズは30cmを越えて立派なのに〜。体に触らないようにペンチで針を抜いて残念ながらリリース。
でも、一人の時だったら分からないで触っていたかもと思うと・・・知らない魚もまだまだ多いのでちょい怖い。
次々に皆がイナダを釣り上げていくなか、相変わらずニャンコ先生たちのお土産ばかりでさっぱりな自分。なんかもうやる気をなくしたところでタイムオーバー。
結局ソウダカツオ漁で終わってしまったけど、ミケのこの嬉しそうな食べっぷりを見ていると、それはそれでヨシと思うのであった。
「ミケ、獲れたてはやっぱ旨いだろう」
Comment
水平線を斜めに写すなんて考えた事がありませんでした、衝撃です! そして色も美しいですねー
OLYMPUSTG-610
うぅ~ カメラはやっぱり腕ありきなのですね、
日々精進、頑張ります!