今日は左目の術後1週間検診に行って来た。今のところ順調に推移している模様。右目もセンターに留まってくれている。ほっと一息。でも、あくまで『今のところ』
最初の手術では1〜2週間で大きくズレたので、今月一杯は予断を許さないところ。といっても何か予防処置ができるわけでもなく、普通の生活をしながら、ただただ水晶体の収縮が起らない事を祈るばかり。
で、白内障の手術ってそんなに大変なの?とよく訊かれるので簡単に説明すると、自分の場合は例外中の例外で、数千数万人に1人といった症状らしい。水晶体の収縮や眼内レンズのズレというのは、よくある事で通常は見え方に影響が出ない微小なレベルで収まるのだが、自分の場合、水晶体の収縮が”かなり”大きく、眼内レンズが耐えきれず大きくセンターがズレてしまった。もちろん再手術の前にはセカンドオピニオンにも診察してもらい、レンズのズレを確認してもらった。
白内障の手術といえば一般的には単焦点レンズ(近くか遠くかどちらかしか見えない)を入れる場合が多く、単焦点であれば多少ズレても見え方に影響は出ないらしいが、マルチフォーカル(近くと遠くが見える)を入れたので、センタリングがよりシビアで今回の再手術となった。
マルチフォーカルといってもあくまで2焦点レンズで、カメラのズームレンズとは違い、近方側は約30cm、遠方側は5m位から無限域にピントが合うようになっていて、1m〜3mくらいはそれぞれの被写界深度で補うといった感じ。本来であれば脳が近方、遠方と切り替えピントを合わせるのだが、レンズのズレによって遠方も近方も同時に見えてしまい、それがそのまま二重像になってしまっていたようだ。
ということで、再手術の経過は今のところ順調。右目13日目、左目6日目。今日現在異常なし(左目はまだ血まみれだけどね)。
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