一昨日、左目の後発白内障の後嚢切開手術を受けてきました。これで何度目の手術かって感じだけど・・・
手術内容はレーザー光線で水晶体の後嚢に穴をあけるもの。瞳孔を開く点眼薬の後、麻酔の点眼をして30分程で診察室に呼ばれる。眼を覗き込む機械の前に座り軽く検査の後「さぁ、やりましょうか」の一声。
(えっ?このまま座った状態でやるの??)てっきり病室を移って寝てするものだと思っていたら、いきなりポジを覗くルーペのようなものを眼球にグリッと押し付けられ、その奥になにやら怪しげな赤い光が2点。
「始めますよ」の声も終わらぬうちにレーザー光線がバスッ、バスッと。
(う、うぉお〜)と声を出したくなったが、あれ?痛くも痒くもないし、当たってる感じもない。淡々とエアガンのような鈍い音が鳴り続く。しかし、猛烈に眩しい。そしてずっと息を止めていた事に気が付き慌てて呼吸をする。20発目頃だろうか突然視野がクリアになる。
(おおっ〜)まさに穴が空いた事が身をもって実感できた瞬間。しかし、これで終わりかと思ったら、まだまだエアガンのような音が鳴り響く。また息を止めていた事に気が付き慌てて呼吸をする。(こりゃ、血圧がまた上がってるな・・・)
酸欠とあまりの眩しさにいい加減気が遠くなりかけた瞬間「はい、終わりました」という天使の囁き。(ふぅ〜〜)
77発のレーザー発射だったそうだ。多いのか少ないのかわからないけど、77発っていうのは縁起がいい。2焦点の眼内レンズなので通常の切開より大きめに開けたそうだ。
手術自体は10分くらいだったけど、朝の10時に行って出たのが12時だったから、もうクタクタだった(精神的に)。
経過は順調で昨日の翌日検査では、なんと視力1.5に!
術前は0.7だったので一気に0.8もアップ。事務所の窓から見える400m先のビルの屋上で作業してる工事の人の手の動きが見えた時には感動すら覚えた。
ただ二焦点の眼内レンズのため、視界全域で1.5が出てるわけではなく、手元は30cm遠方は1.5mくらいから先にピントが合うようになっているので、60cm~1mくらいがボケボケ。まぁこれは最初から分かっていた事なので納得してる。PC用のメガネはちょと必要。
とはいえ、元々の視力0.07だったのが1.5になったのでメリットの方が大きい。20年間メガネをしてたんだからモニター見る時だけメガネをするくらいなんら苦にならない。
残すは右眼。左目程ではないけど後発白内障が発症してるので、左眼が完全にクリアになった分、今度は右眼がやけに気になる。検査上では右眼も1.5なんだけど、明らかに見え方が違うし、遠方視力は確実に落ちてきている。
来週の術後検診の際に右眼をどうするか医者と相談してみよう。
しかし、視力1.5は嬉しいなぁ。小学生時以来だもんね。新井薬師にお参りに行った甲斐があった。
暖かい応援もありがとうございました。
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