今日は雨だったので恵比寿の東京都写真美術館で開催されている『世界報道写真展14』を観に行ってきた。毎年観に行ってるけど今年はショッキングな写真はほとんどなく、言い方が適切でないかもしれないが、どちらかというと平和で叙情的な画が続く。
写真の本質はジャーナリズムだと思う。それが職業カメラマンでなくとも、報道カメラマンでなくとも、伝えるという行為が発生した瞬間誰もがジャーナリストになる。そして全ての写真にはメッセージが込められ、撮影者の元を離れ一人歩きする。
写真で何が伝えられるのか。
言葉が通じなくとも、文章が読めなくても伝えられるメッセージがある。それが写真だと思う。
世界報道写真展を観ると、伝えるということの重要性、普遍性を強く感じ、写真に対する向かい方を毎回考えさせられる。そして、答えの無い世界だからこそ楽しい。
また刺激を沢山もらって充電完了。写真に行き詰まりを感じてる方はぜひ!
ところで、ここ東京都写真美術館は9月24日から改修工事のため2年間休館になるそうだ。う〜ん、その間企画展はどこかでやってくれるのかな?たまにここに来るのがいい気分転換になってたんだけど、残念。
[ Leica X2 ELMARIT 1:2.8 / 24mm ]
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