Black Magicに1939年製Leica SUMMITAR をつけて動画を撮る。てなことが好き。最新鋭のデジタルシネマカメラに戦前のレンズ。ゾクゾクする関係だ。
仕事で使うにはちょっと難しいけど、戦前のレンズだけでモノクロームのショート映画なんか作ってみたいな。フィルム・ノアールな感じで。
テレビがつまらなくなったと言われてて久しい。確かにチンパンジーのようにアホ面さげて大袈裟な拍手をする芸人やバラドルが大人数で出ているバラエティーを観ているとウンザリする。YouTubeの映像を集めて恥ずかしくもなくマル秘映像特集とか、取材費の掛からない警察に密着して衝撃映像とか、恥ずかしくもなくテロップに流すテレビにもう未来は無いと実感する。
でも、ドラマは別。週末は録画したテレビドラマを一気に観る。脚本、演出に鳥肌が立つようなものも、まだまだ残っている。もちろん何を間違ってこんな演出をしてるんだというような駄作も多いけど、視聴率がそれほどでもなくても驚くほど吟味された内容のドラマも頑張ってる。
映画も邦画が頑張っている。2000年には興収10億円以上の邦画は18本だったのが、2012年には39本にも。単純計算で毎月3本以上の邦画が10億円以上稼いでることになる。公開本数も2000年は282本だったものが、2012年は554本とほぼ倍に。
映画が頑張っているのはすごく良いことだと思う。精神的な文化価値を高める功績は大きいと思う。
ギミックではなくストーリーで魅せる映像。
言うは易く行うは難し。簡単じゃないけど、だから映像って楽しい。
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