先日も鍋会。いいねぇ〜。日本人に生まれて本当に幸せだと思う瞬間。海外に同様の文化があるか知らないけど、この伝統的な、ある意味宗教がかった儀式ともいうべき『鍋をつつく』行為。日本人でよかった。そしてこれは捨てがたい。
鍋という直径40cmたらずの器が、人生の坩堝のような小宇宙のように感じる。
英国の詩人オリヴァー・ゴールドスミスがいった言葉に
Friendship is a disinterested commerce between equals.
友情とは対等なもの同士が行う私利私欲ない取引である。
まさに鍋は友情の証。お互いの箸で、具材を取りつつ、相手の取分を微妙に考慮する心遣い。友情無くして鍋は成立しない。なので、嫌いな方とは鍋はできない。我勝ちに貪り食うよそ様の国の文化とは明らかに違う。
やっぱ鍋っていいな。
今年もあとのこりわずか。さて、あと何回鍋ができるだろう。
Leica X2 ELMARIT 1:2.8 / 24mm
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