昨日はいい天気で気温も高かったのでエアコンの効きを確かめつつ食材の買い出しでグルッと湾岸ドライブ。あえて一番暑い午後1時頃を狙って。
ALFA164 Q4 のエアコンから熱風しか出なくなったのは6月初旬。渋々コンプレッサー交換をしたのだけど、梅雨明けからずっとRZばかり乗って、たまに164に乗る日も夜や雨の日ばかりだったのでしっかり確かめないまま冷房は効いていると思っていたのだが・・・・
先日、父親の定期検診があるのでその送り迎えで実家に。RZでは両親を乗せることはできないので朝5時おきで、秘密の地下車庫に向かい164に乗り換え。
地下3階でセキュリティーもしっかりしていて安心安全なんだけど、やはり出し入れはなんだかんだと面倒い。マイ車庫欲しいなぁ。
早朝は良かったけど、その日は30度を楽に超える真夏日。エアコンが全く効かない。正確には冷風は出ているのだけど、なんだか弱々しい冷気。風量MAXにしても日差しの方が強く、母親からは嫌味タラタラ。
う〜む、うちの164は凍えるほど寒くなるのが自慢だったのに。。。。
結局、夕方近くまで病院の付き添いで時間が潰れたが、ここままじゃ残暑乗り切れないので修理工場へ直行。コンプレッサー交換で何か別な不都合が出たのか。。。
ガス圧は問題なし(写真は入れ替え途中なのでメーターは無視してください)。オイルも異常なし。フラップの問題かと思ったけど、普通エキスパンションから出てるここの配管がキンキンに冷えなくちゃいけないのにヌルい。つまり冷気がちゃんと作られて無いということ。念のためガスを入れ替えてみたがダメ。
社長と一緒に1時間ほど悩むがわからず。とりあえず1日置いて様子みようという結論が出ずまま自宅へ。
最後のあがきで百科事典並みの厚さのワークショップマニュアルを取り出し格闘。よく読むとダイアグで診断でき、エラーコードは外気温の所に表示されるようだ。
これは問題箇所が見つかるかも?!と一瞬喜んだが、うちの164、コントロールパネルの液晶が全て死んでるためエラーが出たとしてもコードが表示されない。。。
意味がなーい!!
やはり工場に入れて電装屋のお世話にならないと無理か・・・・と諦めかけた時、大昔にディーラーで「問題がわからなかったらとりあえずコンピューターをリセットした方がいい」というアドバイスをもらったことを思い出し、最後の頼みてECUをリセットしてみることに。
当然テスターなど持ってないので機械的なリセットではなくアナログでやってみる。Q4時代のECUは単にバッテリー外しただけではリセットされず儀式が必要。
まずはバッテリーを外し1時間以上放置。再びバッテリーをつなぎ、いきなりエンジンはかけず、イグニッションをMARCIA(メインスイッチ)側に回し60秒放置。今度はOFFにしてキーは抜かず60秒放置。これを3セット。なんかこれってMacで言うところのP-RAMクリアの再起動とそっくり。多分、RAM系のキャッシュをクリアにしてる作業なんだろうね。これも昔教わったことなので記憶が合っているかどうか怪しげだけど、164Q4は中途半端に電子制御されているので思いつくとこはとりあえずやってみる。
そして、恐るおそるスターターモーターを回す。
エアコンダクトからは明らかに前日までとは違う冷風が。エンジンルームにまわりエキスパンションからの配管を触ると、エンジンかけたばかりなのにキンキンに氷結状態。やった〜!!
見事復活!!
そのまま夜に走りに行くと、寒くて設定温度を一番高くしなくていられないほど冷えひえ。
完全復活と喜びたいところだけど、夜で外気温がある程度低い環境では安心できない。
で、昨日のテスト走行。
クソ暑い真夏日の中、快適な冷風。エキパンの配管もキンキン。2時間近く走ったけど問題なし。これなら大丈夫かな。
素人考えで、車内温度センサーや外気温センサーの情報がエラーでECUに記憶されてしまい、何かのトラブルを招いていたのかな、と。
何と言っても90年代のコンピューターだからね。エラーや誤作動は当たり前だと思って付き合ってあげなくては。
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