我らがお母っつあん杉原マダムの愛車『アルファロメオ スパイダー』26年連れ添った仲だが諸事情あり別れの時に。
ならば想い出つくりに写真を残そうと提案。一昨日ご自宅近くで撮影を行った。
アルファロメオ スパイダーといえばアルファロメオ・ジュリア(105系)のオープンモデルとして1966年に登場したデュエットから始まり、1990年登場のこのシリーズ4までトータル27年間愛されたアルファロメオの中でも最も長寿で屈指の人気モデルだ。
ロメオ好きにはポートテールのシリーズ1やカムテールになったシリーズ2が人気だが、個人的にはテールを164に似させたこのシリーズ4が一番好き。オプションのハートトップとのデザインも非の打ち所がない。
二代目のエンリコ・フミア、デザインや三代目のジウジアーロ、デザインのスパイダーも魅力的ではあるが、このシリーズ4の愛らしさには敵わない。
クルマって単なるトランスポーターではなく、一緒に想い出を過ごした伴侶なんだよね。
たとえ他人からはオンボロに見えても、オーナーにとっては苦楽を共にした相棒。想い出の一シーンにいつも寄り添ってる体の一部のようなもの。
車をコロコロ乗り換える人も多いけど、自分にはそれはできないな。だって相棒だもん。
26年連れ添ったスパイダーとの別れもきっと断腸の想いだと思う。だから余計なお世話かもしれないけど写真に残してあげたかった。
70才を過ぎても笑顔で粋にロメオを駆るなんて、素敵だと思わない?
想い出の写真集、これから編集。
自分も100才までロメオ乗りと言われていたいな。
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