昨日はクリニックの撮影で調布まで行ってきた。到着早々駅が地下化されていて驚いた。線路があったはずの場所に大型のビルができていたり、なんだか浦島太郎状態で駅降りてしばし放心状態。
二十歳前後に付き合っていた彼女の家は調布の駅前だった。ほぼ毎週調布まで来ていたと思う。なんの偶然か2ヶ月くらい前に、夢にその彼女が出て来た。結構式の撮影を頼まれて式場に行ったら新郎の母親がその彼女だった。妙にリアルな夢でなにかのデジャブか?と夢の中で動揺する自分がいた。
調布で撮影の仕事というのもなにかの因果なのか。
付き合ってる頃は基本クルマで送り迎えをしていたので、電車で調布駅を使ったのは数回だと思うが、なんだか景色が全く変わってしまって、逆に当時のことが走馬灯のように蘇る。
撮影の待ち合わせまで少し時間があったので、今はもう無くなってしまった昔の線路沿いの道を想い出しながら歩いてみた。
彼女の家があった場所はパルコに変わってしまい当時の面影は全くない。駅横に開かずの踏切があった。黄色い看板の夫婦が営む中華そばの店もあった。なんという店名だったか思い出せないが、何度か食べたことがあった。昭和の下町の味。今日せっかく来たのだから時間があれば昼飯に寄ってみようと思っていたのに、行くとビックカメラに変わってしまっていた。。。。
再開発でどれくらいの家々が立ち退いたのか分からないが、線路もホームも汚い駅舎も無くなってしまい、小綺麗な大型ビルが立ち並ぶ姿に、なかなか過去の思い出とオーバーラップせず記憶の湖に溺れそうになる。
今はどうしてるんだろう。
どこに住んでいるのかすら分からないが、これで本当に式の撮影の依頼が来て再会なんてことになったら・・・。
青春の甘酸っぱい想い出が蘇った1日だった。
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