Amazonプライムビデオでたまたま見つけた名古屋のメ〜テレ制作のドラマ『名古屋行き最終列車』
一話完結型のショートショートで2012年のseason1から結構ハマって観てしまっている。いかにもアングラ劇団が演目でやってそうなベタなシナリオなんだけど、ジワッとくる快適さ。キー局ドラマがつまらないからこそ響くんだろうけど、名古屋というエリヤがまたよろしい。
まだサラリーマン時代、会社が全国ネットだったので販売促進部という肩書を良いことに全国の営業部(支社)に年に何回も出張に行っていた。まだインターネットなんて無い時代だからね。
で、名古屋営業部。
ドラマの一話ごとの主人公と当時の営業部の人間がダブるダブる。もうかれこれ30年も前の話。でも記憶って不思議だよね。先日会った人より30年前の飲み屋の出来事の方が覚えてたりする。
当時、新入社員だ女の子も考えてみたらもう50過ぎのおばさん。当時の部長はとっくに死んじゃってるし、30代の課長だった姉御も数えてみればもう60代。当然自分も同じだけ歳とってるんだけど、30年が昨日のことのように感じるから不思議だ。
で、名鉄が舞台となるこのドラマ。否応なく当時のことが思い浮かんでくる。
名古屋駅近くの赤提灯で会社の将来を激論していたあの頃が急激に蘇える。サラリーマンが嫌で独立したけど、死ぬほどくだらない会社の行く末なんかを明け方まで語っていた、そんな時代も今にして思えば良い想い出だった気がする。
ネットで便利になって、さらにコロナでなんでもオンライン。でも、やっぱり意味のないことこそ意味があるというバックボーンには、膝付け合わして語り合う時があってこそと今の時代だからこそ強く思う。
最後に?名古屋に行った2011年の時の写真。
名古屋の姉御、どうしてるかなぁ、会いたいな。でも会わぬが仏かも、お互いね。
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