今日は三軒茶屋で撮影のお仕事の帰り道、夜にワクチン接種を控えていたので早めに風呂に入ってしまおうと、現場近くにあった銭湯『弘善湯』に行ってきた。
場所は下馬2丁目。三茶の駅から7〜8分といったところだろうか。開店は15:30。ちょっと早く着き過ぎたので、近所にあった下馬図書館で時間をつぶす。が、美術書や写真関係のコーナーをみるが、ちょっとしかなく時間が潰れない・・・。
時間になったので煙突目印に銭湯に向かうと、なにやら全体がビニールトタンに囲まれて、さながら中核や革マルのアジトのような様相。もしかして解体工事中??
裏から行ってしまたったので、ぐるっと一周してようやく入口発見。やってるようです😊
ザ昭和な佇まい。
目の前に隣接の住居があり引いて撮れない・・・スマホの広角だとこれが限界。
しかし、なんでこんな玄関口が狭いんだろう。
中に入ると昔ながらの番台タイプ。開店すぐに行ったので爺様だらけ。ゴミ箱に『おむつ捨てないでください』と書かれてあって、あぁオムツ世代が多いんだろうな、と。
しかし、なんで銭湯には年寄りが多いんだろう。年寄世代が若い頃の習慣で銭湯を忘れられないのか、年寄りになると銭湯が好きになってしまうのか・・・まぁ、かくいう自分もこうして銭湯に来てる立派な年寄り(に近い)世代なんだが。
きっと熱いお湯だろうなぁ・・と思った通りの🔥い湯。これじゃ、お爺ちゃん脳溢血おこすでしょ。
シャワーヘッドも付いていたけど、その列の誰かが使うと全くお湯が出なくなる水圧の低さ😆
スチームサウナもあって無料で入れるのは素晴らしい。が、出たすぐにある横の低温シャワーもチョロチョロとしか出ず、全然体温を下げられない。ざーっと水を浴びたい!
突っ込みどころ満載だが、マンションタイプではない昔ながらの平屋の煙突風呂屋。そして湯船にはでっかい富士山。やっぱフルチンには富士山だな。
風呂上り、次々にお爺ちゃんが、さっと来てカラスの行水のように、またさっと帰っていく。脱衣所から見える坪庭は、手入れはまったくされていなく池は干上がって荒れ放題だが、なかなか朽ちた感があって侘び寂びすら感じる。ぐるっと覆っていたビニールトタンは外からの目隠しであることに庭を見て気がつく。昔は高い建物も無かったんだろうね。
最近はめっきり希少になった番台風呂。昭和30年代をそのままを残すお風呂でございました。
弘善湯
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