10月10日は未だ体育の日と思ってしまうワタクシですが皆さんお元気でしょうか。
今年もまた、La Festa Mille Miglia(ラ・フェスタ ミッレ ミリア)が開催さた。今年はAlfa Romeoチームは参加しないので、サポートでお手伝いする事は出来なかったけど、昨年Alfa Romeoチームで見事優勝したルチアーノ”おじいちゃん”がプライベートで参加するので応援に行って来た。去年からもう1年経つんだねぇ・・・早いな。
相変わらず笑顔が素敵です。
今年は1927年製BUGATTI35Cから1967年製RONART JAGUAR W152まで約100台が参加。戦前のクルマだけでも28台も参加。凄いね。
誰でも乗れる乗り物ではなく、限られた人だけが手に入れる事が出来た憧れの存在だったクルマ達。まさにクルマが真珠のようにキラキラと輝いていた時代の名車達が40〜80年の時を経ても未だ現役で走り続けるのを見ていると、こちらまで嬉しくなる。
機械をついつい擬人化してしまうが、使い捨ての今のクルマとは明らかに生まれも生い立ちも違う彼らに、畏敬の念すら感じる。今あなたが乗っているクルマは40年後、80年後走っているだろうか・・・。
金持ちの道楽イベントという批判も多いが、それはそれで良いと思う。維持だって大変だし、それこそ年に数回しか乗らないクルマのために何百万も何千万も掛けるのは金持ちしか出来ない。でもそんな金持ちがいるから半世紀以上も生きて来れたのだから、クルマ好きからするとある意味正しい使い方のような気もする。
ただ、ほとんどの参加車両が分類番号が3桁なので、10年以上継続して乗っているオーナーが少ないのはちょっと残念(ナンバーだけでは判断出来ないけど)。最初に買ったクルマに40年間乗ってますとか、親のクルマをそのまま引き継いで乗ってますという人が多いと、さらに嬉しくなっちゃうんだけど。
まるで新車のようなAlfa Romeo GIULIETTA SPIDER。1957年製だから半世紀前。素敵過ぎ。ただこのイベント、凄いクルマが多過ぎで50〜60年代のクルマはまるでヒヨッ子に見えちゃうから恐ろしい。
クラシックカーって今だ所有した事が無いので(今乗ってるクルマ自体もうクラシックカーという話もあるけど)、いつかいつか自分の生まれた年と同じクルマを所有してみたいなぁ。目標は還暦の時に自分へのプレゼントとして。
こういう無骨なメーター周りを見るだけでワクワクする。プラスチックと電子メーターが多用された今のクルマは、乗ってるというより乗せられてる気がして、快適だけど物足りない。四輪のオートバイって感覚なんだろうな。無骨なリベットや剥き出しのナットとか見てるとゾクゾクくるのは男の性?
マッチは1956年製Alfa Romeo GIULIETTAで参加。このクルマ毎年色々な芸能人が乗ってるけど、そもそも誰のクルマなんだろう? このイベントは芸能人が多く参加する事でも話題を集めるが、行く先々で『歓迎!近藤真彦様、堺正章様』と書かれた横断幕が街の入り口に掲げられているのを見ると、そんな芸能人て凄いの?イベントの主旨と違うんじゃない?と思ったり(別にマチャアキやマッチがどうこうという意味ではなく)
とはいえ素晴らしいコンディションの名車達が日本の道を疾走する姿は感動的。サポートでいいからまた参加したいな。
そういえば最近Alfa Romeoで集まって走りに行ってないな。季節もちょうどいいし、そろそろ走りに行きますか。
●昨年の参戦記はこちら『La Festa Mille Miglia 2008』
8 Comments
こんにちはっ(´艸`*)
今年は・・・連絡ミスでお仕事できませんでした”(ノ_<。)
ずっと大切にしてきた仕事を誰かに譲らなくてはいけない・・
そんなせつないミッレミリアとなりました・・
来年こそは・・またあの場所にいきたい!
そう思います(;>_<;)
来年はNOBUさんにもあえますようにo(≧-≦)o
昨年は見ました♪成田の参道で(笑)
次々やってくる車に手を振ったりして
すごくはしゃいでしまいました(^^;
やっぱり、カッコイイですネ~♪
ああ、クラシックカーってステキ~!!
日本でこうした「恒久財」のイベントが続いているのは、うれしいことです。ぼくは、GTRよりイタ車のほうがすきですが、GTRの開発者が、下記のようなことを言っていて、面白いなあと感じました。
以下引用
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20091007/206503/?P=1
「消費財」は米中で、「恒久財」は日・欧・中東で売ることになるのだから、GT-Rも販売の中心はヨーロッパに置いているわけです。スペックV(GT-Rのハイスペックバージョン:お値段1575万円!)は欧州とアラブには出すけどアメリカには輸出しない。必要ありませんから。
今までの、使い捨てというか、従来の大量消費型のクルマね。例えば「6年たったら査定ゼロです」とか、「10年たったら廃車です」というスタイルの商品は、これからもアメリカと中国でどんどん生産・輸入されるでしょうね。でもGT-Rが目指している姿は“エンドレス”。消費財じゃなくて「恒久財」です。恒久財の市場は、となれば、やっぱり歴史のあるヨーロッパとアラブ圏でしょう。
アラブの王族がGT-Rを100台くらいまとめ買いしたというウワサを聞いたことがあります。あれは本当なんですか?
100台じゃなくて400台ね。ウワサも何も、正式な販売です。ロイヤルファミリー向けの特別仕様車。もちろん向こうからのオーダーがあったから特別仕様を入れたんです。今のタイミングで中東に評価されて入れるというのはものすごく大きな意味がある。
本当にかっこいいクルマばかりで壮観ですな。
こういうのを見ちゃうと、クルマって、なんでこんなダサくなっちゃったんだろ?って思います。
今年のショボショボのモーターショーより、こっちのほうが楽しそうだ。。。
このイベント、テレビで見たことがあります。
小さい頃、誕生日にはアルファロメオのミニチュアカーを買って貰っていました。
スロットルカーもアルファロメオでした。
で、入社した石油会社が、一時期アルファロメオの日本総代理店になったりして(ウエッジの効き過ぎた形状の75の頃かなぁ。メカニックの鈴木さんがいたなぁ。)、アルファロメオは大好きです。
だから、このイベントも好きです。
芸能人の垂れ幕は、ちょっと興醒めですね。
なんか!すごく楽しそう~♪
40年ぐらい前までですかね、エンジンを下ろしてボーリングし直して乗っていました。そういう修理工場がありましたが、今はないでしょうね。