そういえば、MUSEOに行ったときにPROTEOの運転席に乗ってみた。本当は駄目なのだが、そこは職権乱用。ニコニコしながら中に潜り込む。
かなり大きいドアを開けると、カビくさい革の臭いが。車内は適度に汚れていて、かなり走り込んだ様子もうかがえる。内装はスウェードが実にうまく仕立てられていて、ベースになった164とは雰囲気がかなり違う感じをうける。
ステアリングを握ると、そこには見慣れた風景が・・・。メーター類がSZと同じ。エンジンまで掛けなかったので、バックライトの色まで分からなかったが、7連の計器類にはニンマリとなる。
PROTEOはオープンだからRZと共通の部品もかなり使われているようだ。残念ながらRZにはこの素晴らしい電動オープンは採用されなかったが、重量増を考えれば妥当な選択だったかもしれない。
しかし、PROTEOは本当にすばらしい。写真ではその造形は十分に理解できないかもしれないが、曲面が織りなす複雑なラインは、誰にも似ていない、PROTEOだけの強力な個性を発揮している。10年以上たった今でも、強力な個性を全身に漲らせている。
RZが悪魔だとしたら、さしずめPROTEOは天使だろう。心は悪魔と天使、両方に奪われてしまった。
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