ミラノ・サローネ終わっちゃいましたね。すごく行きたかったけど、年度末のこの時期に海外旅行は当分無理だろうな・・・。
ミラノ・サローネって知ってる?日本語で言えば世界最大の国際家具見本市。世界中からファニチャー関係の優れものが出展し、ミラノの街をあげての大イベント。新しくできたフィエラ・ミラノ(国際見本市会場)にも行ってみたかったし、最後にミラノ行ったのはもう5年前だったのでそろそろミラノ禁断症状も出だしていたし・・・。
なにより見たかったのがフィエラ以外の、町中で繰り広げられるオープン展示会場。そんなところをカメラ片手に散策したら・・・考えただけでも恍惚となる。と、偉そうに説明してるけどミラノ・サローネにはまだ一度も行ったことがない。今年も行けなかったけど、いつかは行ってみたいなぁ。
なぜ畑違いのファニチャー?と思われるかもしれないけど、優れたデザインは、紙でもファニチャーでもアーキテクチャーでも根本的な違いはない。いいものはいいという生理的欲求なだけ。
実は昨年より『fiera(フィエラ)』という新しいファニチャーブランドの仕事をさせて頂いている。もちろんブランドのCIも私が担当しました。ミラノに行きたいという夢をちょっと託して(笑)
写真は10年くらい前に初めてミラノ行ったときのミノルタのα707で撮影したもの。この青空と300〜400年前の建築物が平然と並ぶ街角。下品な電飾の看板もなく、歴史の中にいることを感じさせてくれる空間。とにかくデザインというものにこだわるイタリア人の感性が、自分にとってすごく刺激になるんだよね。
やっぱ今年はまたイタリアに行くぞ!
Blog内キーワード検索
Categories
Archive
My Office
3 Comments
キャプテン翼の話は初めて聞きました。それは凄いですね。(笑)
私はピニンファリーナのチーフデザイナー奥山さんにお会いした
事があります。気さくな人でしたが、集中力があってシャープな
頭脳の持ち主だなと思いました。日本人の個人々は能力が高く
ヨーロッパに負けないと思いますが、企業や組織になると、何故か
つまらない物やデザインを生み出してしまうんですよね。
他人事ではなく自戒を込めてそう思います。
イタリア人の感性は独特ですよね。
例えていうなら長島元監督のような。でも、根暗なイタリア人や、几帳面なイタリア人もいるから大括りはできませんが。
前回ローマに行ったときに「めぞん一刻」がTVでやっていて、ちょっと嬉しかったです(笑)
今のサッカーイタリア代表選手のほとんどが、「キャプテン翼」を観てサッカーを始めたと聞きました。これまた自慢ですね。
ザガードやピニンでも日本人デザイナーが頑張ってますので、デザインでも逆輸出できるようになりたいですね。
私はイタリアといえば20数年前にローマに一回行ったきりです。
トレビの泉に後ろ向きにコインを投げ入れたのに効き目なし。(笑)
でも15年前にイタリア人デザイナーの下でデザインワークショップの実習を
受けた事がありました。イタリア人って人なつこくて明るくて率直ってイメージでしたね。
何かをデザインする時は、その物の歴史や発祥までさかのぼり
機能や形態を再構築してみろ、と言われましたが、同様の手法を
最近、テレビの「ニューデザインパラダイス」で応用していて感心しました。