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「夏休み鹿児島に遊びに来ないか」
デザイン学校が一緒だった友人から久々に電話をもらった。今、彼は故郷鹿児島で自分のお店を出してアパレルショップを経営している。グラフィックデザインを学んだが、彼はアパレル業界に進路を変え、原宿の竹下通りのショップでノウハウを取得し6〜7年前に独立し鹿児島で錦をあげた。
「たまには屋久島でも一緒に行かないか」
なんの風の吹き回しだ？1〜2年まったく音沙汰も無かったのに急に屋久島だなんて。
「芋焼酎でも飲みながらのんびりしにこないか。黒豚も旨いぞ」
どうした？仕事でなにかトラブルでもあったか？
「いや、仕事は順調だ。ただずっと休みなしでやってきたから、ちょっと休みでもとってのんびりしたいなって思って」
雑誌や本で独立・起業の勧めなんかが流行っているが会社やお店を作ることはそんな生易しいもんじゃない。人が寝てる時間まで頑張ってようやくスタートライン。そこからは今度は止まったら死んでしまう魚のごとし全力疾走するしかない。自分の息が止まるか負けるかの毎日がデットヒート。
ヤツは高校を卒業して誰も知らない東京に出てきて、学校に通い、そのまま就職。いつしか故郷より東京生活の方が永くなり、一番油がのった時に帰郷。青春時代の想い出はすべて東京に置いてきた状態だったのかもしれない。
いくら故郷と行っても幼なじみはいても、青春を謳歌した友は側にいない。自分が逆の立場だったらと想像してみる。大きな会社に勤めていれば、まだ同僚や部下がいるからどこか気持ちが楽かもしれない。しかし、仕事も独り、プライベートも独り、もしかすると幼なじみも逆に福岡や大阪に行ってしまい誰もいないのかもしれない。もちろん大の大人が寂しいだの、人恋しいだの言うはずもない。でも電話の向こうのヤツの気持ちは自分には解った。
自分は仕事を忘れて気分転換したいと思った時、バンド仲間、クルマやバイク仲間、勤めていたころの舎弟の連中が身近にいるけど、ヤツの場合はどうなんだろう。もちろん人付き合いのいいヤツだから、地元でも仲間は増えただろう。
でも、若い頃一緒にバカをやった仲間はいない。
そう思うとまたヤツと朝まで飲み明かしたくなった。夏はちょっと無理だけど、秋にでも鹿児島の旨い酒でも飲みに行こうと思う。
7 Comments
＞あつひめ さん
サイドカーのハーレーですか・・・・う〜ん、ちょっと私の知り合い関係にはいませんねぇ、申し訳ありません。
ハーレーはハーレーオーナーズクラブ（HOG）というメーカー主催のオーナークラブがありまして、そこでしたらなにか情報をもってるかもしれません。
ハーレーダビッドソンジャパン株式会社（お客様関連室）
TEL:03-3457-0991
一度問い合わせてみたらいかがでしょうか？
はじめまして
突然のコメント失礼いたします。
現在、高齢者・障害者関係の仕事をしています。
私自身、バイクが好きで、若い頃はよく乗っていましたが、
最近はほんとにただ、乗っている人の姿を羨ましく目で追うのみとなりました。笑
今回、ここにコメントをさせていただいたのは、目の見えない人を
サイドカーに乗せて頂けるハーレーを愛する団体の方はいらっしゃらないかと思い、情報を頂きたくコメントしました。
あの、風を目の見えない人たちにも知って喜んで貰いたいのです。どうぞ、情報がありましたら、教えてください。お願いします。
はじめまして
突然のコメント失礼いたします。
現在、高齢者・障害者関係の仕事をしています。
私自身、バイクが好きで、若い頃はよく乗っていましたが、
最近はほんとにただ、乗っている人の姿を羨ましく目で追うのみとなりました。笑
今回、ここにコメントをさせていただいたのは、目の見えない人を
サイドカーに乗せて頂けるハーレーを愛する団体の方はいらっしゃらないかと思い、情報を頂きたくコメントしました。
あの、風を目の見えない人たちにも知って喜んで貰いたいのです。どうぞ、情報がありましたら、教えてください。お願いします。
二人で盛り上がらんといて～！こんなエエ話し涙がチョチョ切れてコメントも入れづらかったのに。
Ｎ嫁さん＞やっぱり飲みたいだけなのね～～～！
＞ＮＯＢＵさん
九州の人は人情に厚い方が多いですよね。きっとＮＯＢＵさんの助けが欲しいのですよ。会ってあげるだけで救われるんとちゃいますか？
ですから～、そこはちゃんと伝わってますけど、そういうコメントは担当の方にお任せして、ね！
NOBUさんのブログはたくさんの人が見たはるんでしょ？
うちの店でも「おいしいお水ですね～。」って、そこを誉められても、みたいなお客様もあったりするし、そんな感じかな？
ちょっと違う？
屋久島はどうでもいい話で、男の友情と置き忘れてきた青春の想い出を伝えたかったんだけどなぁ〜（笑）
行けたとしてやっぱ秋だな・・・記憶が吹っ飛ばなかったらお土産買ってきます。
屋久島って、いいな～～！
屋久島は、南イタリアのポジターノに匹敵する、私の憧れの地です。 行かはった人のお話や写真から、私が、屋久島に行ったらここでお酒が飲みたいな、という場所まで決まってます。
NOBUさん、秋といわず、早く屋久島に行って、お得意の
写真を公開してほしいのと、NOBUさんイチおしの焼酎を
N家に着払いで送ってくださ～い！