男子なら誰でも知ってるウルトラマンを倒した怪獣『ゼットン』。ずいぶん昔に甥っ子のクリスマスプレゼントを買いに行って、思わず自分用に買ってしまったミニチュア・フィギュア。世代を超えて人気のある怪獣だ。ゼットンをデザインしたのは成田亨氏。バルタン星人やレッドキングも同氏のデザインだ。
ウィキペディアで調べものをしていて偶然同氏の記事を見つけた。「新しいデザインは必ず単純な形をしている。人間は考えることができなくなると、ものを複雑にして堕落してゆく」(模型誌「B-CLUB」1986年11月号)
氏のデザインする怪獣は実にシンプルで解りやすい。一目見ただけで心に残り、忘れない。『デザイナーが表現の初期衝動を大事にせず、物のかたちの根底や問題の根底を問わず、既存の怪獣デザインの枠内だけで怪獣のデザインを考える安易で狭い姿勢をとり続ける限り、既存の怪獣の単なる組み合わせや複雑化などデザインの堕落が進む』(ウィキペディアより引用)
怪獣の部分を別のもに置き換えれば、まさに我々の仕事にも当てはまることで、デザイナーにとっていかに単純で解りやすいデザインにするかは永久のテーマ。ついつい自分も安易にデザインを複雑化させて、アイデアという苦しみから逃げる事がある。いかんなぁ・・・。氏の言葉をもう一度噛み締めて、初心を忘れないようにしなくては。
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2 Comments
>nyoko さん
はは、ご主人のお気持ち、よ〜〜く解ります(笑)
音楽再開ですか!うれしいですね〜。nyoko さんとネットで知り合えたのも音楽の記事からですから、ぜひなにか実現してください。
うちも、お子様二人大好きです・・・女の子にとっては
りかちゃん人形のようなものかしら?と旦那に言ったら
「違う!」と長々と熱く語っていただきました
初心忘れないように・・・そうですね、私も今年から
再び音楽を始めます!!