BOSSの空キャップを利用してちょいと作ってみた。
このローライフレックスにはレンズキャップが付いていなかった。剥き出しのままではあまりにも危険。ということでキャップを探したがどこにも売ってない。店に訊くと「まず入手不可能。たまにオークションとかに出るけど2万円くらいする」らしい。レンズキャップに2万円?! あまりにも馬鹿げてる。「YASHICAとかの国産コピーモデルのキャップで合うのがあるから、地道にそっちを探した方がいいですよ」らしい。
う〜ん、地道に探すといってもこっちはそんな暇人じゃない。ネットで見つけてもモデルによって微妙にサイズが違うらしく、現品合わせした方がいいとのこと。のんきに見つかるまでレンズ剥き出しというのも心配だ。せめて撮影用のレンズの方だけでも・・・・
無いなら作ってしまえ! ということで自作してみた。題して『BOSSキャップ』けっして坊主キャップではない。
レンズをよ〜く見るとどこかで見覚えのあるサイズ。なんだろう・・・・そうだ!ペットボトルのキャップだ。早速試してみる。・・・・微妙に入らない。では彫刻刀で削ってしまえ。何度も合わせながらキャップの内側を削る。キャップそのままだと高すぎるので半分ほどにカットする。おおっ、完璧! でも真っ白のキャップは目立ちすぎる。それに『SAPPORO』の文字もイカしてない。コーラのキャップじゃガキっぽいし、ポカリだとなんか二日酔いっぽい。ゴミ箱をひっくり返しながら色々なキャップを試すがどれもなんか変。メッキ塗装でもするかと思ったけど、それじゃ買うより高くなる。
考えてるより行動である。コンビニに行ってキャップを物色する。どれもこれもキャップは白い。なぜみんな白い! ふと横のコーナーを見るとBOSSの無糖コーヒーがずらりと並んでいる。「おお〜BOSSオヤッジ、ブラック&シルバーじゃん!」BOSSのキャップは少し大きめだったが、もしかするとレンズの外側に合うかもしれない。迷っていても仕方ない、とりあえずコーヒー嫌いだけど買ってみる。
早速事務所に戻りキャップを綺麗に洗って採寸。う〜ん、微妙に中途半端なサイズ。そしてかなり柔らかい。どうしよう・・
そうだ!サッポロのキャップの上にBOSSを重ねれば、掴みやすくなるし強度もあがる。一石二鳥だ。BOSSキャップをニッパーで切りながら高さを揃える。キャップ同士の隙間は厚めの強力両面テープで接着しながらアンコ詰めする。
完成!早速装着。2メートル離れれば知らない人は純正のキャップと思うだろう。1メールに近づくとキャップの異変になにやら気がつく。至近距離になると「なぜBOSSオヤジ!」となる(笑)日本語の注意書きがサイバーな感じでなかなかよろしい(?)もしかして量産すればオークションで売れるんじゃ・・・・。がはは。
まぁ、オリジナルのキャップが見つかるまでの応急処置だから許しておくれフレックス嬢。こんな貴婦人な君にBOSSオヤジは耐えられないだろうけど、傷つくよりマシだろう。もうちょっと素敵なキャップが見つかったら交換してあげるからな。
Bis bald !!
(制作時間:40分*買い出し時間除く。制作費:120円。すまん!)
7 Comments
>あき さん
BOSSオヤジも喜んでます(笑)
>N さん
がはははは、そのとおり!(受け流し)
>サンセリテ さん
図画工作が得意だったのが今頃役にたちました。
お見事!このキャップかっこ良すぎです!!
>NOBUさん
すご〜い、すご〜い。なんてカッコいいんだ!(ほめ殺し・リベンジ)
なにげに・・・めちゃカッコイイです(´艸`*)
すごい♪
NOBUさんのセンスがキラって光りますね~☆彡
>あめちゃん
会社の机の引き出しに彫刻刀を入れてるデザイナーは私くらいでしょう。がはは。ただいま他のキャップも物色中。
>BM500 さん
こんにちは。サイズさえ近いのがあれば、以外と簡単に作れますよ。
内側の削り込みは雑な仕上がりの方が、滑り止めになってフィットします。
ぜひトライしてみてください。
はじめまして、格好イイデスッ d(>_
かっこえ~!職人ですね。色もぴったり。注意書きの通り、壊れないよう、ゆっくり取り外ししてください。