COCOAと散歩途中、近所のカメラショップを覗いたらソビエト製オリジナル『LOMO LC-A』のデットストック品が売られていたので迷わずゲットである。
オリジナルなので各所の表記はキリル文字でロシア語になっていた。LC-Aは『ЛК-A』に。なんて発音するのかわかりましぇん(笑)。ファインダー横にはソビエト認証の『CCCP』のマークが。余談だけどソビエトの正式名称は『ソビエト社会主義共和国連邦』。学生時代『連邦共和国』と書いてバツにされていたことを思い出した。レンズシャッターもなんだかわかりまシェーンのキリル文字。
LOMO LC-Aのことはあまり詳しく無いのだけど、大きくわけて4つのバージョンがあるらしい。年代順で行くと、
◯1.オリジナルバージョン=ソビエト時代のキリル文字表記のもの。
◯2.1991バージョン=ソビエトからロシアへ転換した時期の英語表記のもの。
◯3.ウイーンバージョン=ロモグラフィー販売でロモボーイが描かれたもの。
◯4.中国バージョン=『LC-A+』の名称でレンズ以外は中国で生産。
そしてつい先頃、製造中止になっていた『LC-A+』だが、今度はレンズまで含めすべてを中国で生産して再販売されるという公式発表がされた。
◯5.フル中国製バージョン(これから発売)
正確な製造年はわからないけど、たぶんこれは1986年前後の製造のようだ。20年間もデットストックというのも凄いけど、今頃日本のお店に並ぶというのもまた凄い。ショップにはウイーンバージョンのLC-Aもあったが、それには興味が無いので、古いけど迷わずソビエト・オリジナルにした。
カメラなんて撮ってなんぼ。生産国なんてどこでも構わない。・・・と分かっちゃいるが、いくらトイカメラといえども持つ楽しさもあるわけで、例えば中国製のトヨタ車や日産車が安く売られたとしても買う気はしないし、ナショナリズムというより固定観念というかイメージというか、生理的な部分かな。はは。Made in にはついつい拘っちゃう。
ちなみにうちのNkon D50は外付けストロボが日本製なのに本体はタイ製。当然日本製だと思って買ったので、底面を見るたびに愛着が薄れていくんだよね・・・Nikonの低価格モデルは今はほとんどタイ製らしい。
さてさて『ソビエト製だけど20年も前のオリジナル・モノ』『新品だけど100%中国製のコピー・モノ』あなただったらどちらを選ぶだろう。(というか今更フィルムのトイカメラを買うなんて酔狂な人はいないか)
2 Comments
>nyoko さん
もうすっかり元気です。まあ地雷踏んだだけですから(笑)
私には、高度すぎるカメラですね・・・・・
お久しぶりです!
すみません、体調が悪いの知らなくって
なんだかんだバタバタしていたので・・・・
でも、お元気になられて何よりです
お体大切にしてくださいね