東京も久々の青空。正月、GW、お盆しか青空が見えないのといというのも悲しい話しだが・・・。
さてさて、そんな青空の元、海に行くでもなく、運動をするでもなく、なにをしたかといえば・・・楽器屋に・・・たは。オリジナル曲を作ろうと宅録に精を出す毎日だが、ベースの部分が打ち込みだとかなりキツい。ピアノが弾ければ簡単なんだろうけど、一音づつ音を拾っていたら何十年もかかってしまう。ギターでオクターブを下げる手もあるが、はなからベースを買った方が手っ取り早いだろうということで楽器屋にいってみた。
池袋の楽器屋を巡ってみる。ベースといってもフェンダーのPBやJB系は生理的にダメなので、目指すは変形変態型ベース。簡単に言えば角が尖ってるベースですな。その最右翼はB.C.Rich!!スージ・クアトが使っていたビッチ・ベースがいいかな。ベース初心者のメタル・オヤジが果たして店員と話しが合うのか?!いざ出陣!
・・・・すみません話しが合いません。
イシバシ→イケベ→Key→クロサワという定番コースで巡ってみる。そもそもベースがどこもほとんど置いていない。かつ、知らないメーカーだらけ。
「すみませんフェンダー以外でかっちょいいベースは・・・?」
「ご予算は?」
「安いにこしたことはないのですが・・・」
「じゃ、これなんかどうでしょう」
・・・・・すみません、これはどこのメーカーでしょう??
「うんじゃらうんじゃらというメカーですが、コストパフォーマンスの関係で韓国製になってます」
「・・・韓国製ですか・・・」
「韓国製と言っても昔の日本製くらいのクオリティーになってますよ」
「そうなんですか・・・・でも韓国製・・・」
正直、自分の中で韓国製ってあり得ない。それはいいとか悪いとかではなく、昔の韓国製の悪いイメージが未だに残ってるんだよね・・・。
「すみません韓国製以外では・・」
「あっ、そうですか。では、これなんかどうですか・・・中国製です」
「・・・・う〜ん・・・・」
中国製もいいのかもしれないけど、自分の中ではもっとありないんだよね(ダンエレクトロは中国製だけど)
「・・・すみません、日本製ってないんですか?」
「う〜ん、日本製だと20万くらいになっちゃいますね」
「へっ?!、もう少し安い日本製は???」
「う〜ん・・・無いですね・・・」
話しを聞くと最近の楽器情勢は5〜6万は中国製。15万くらいまでは韓国製。20万代でようやく日本製。40万以上でアメリカ製・・・
そうなんだ・・・・日本製ってそんなに上がったんだ・・・。ちなみにアイバニーズの安いモデルをみたら全部中国製だった。偏見・差別?・・・はい、そうです。自分の中では韓国、中国ってありえないのよ、こと楽器に関しては。昔のイメージを引きずってるから・・・。
「韓国製と言っても、昔の日本製くらいにクオリティーは上がってますよ」
「う〜〜〜ん・・・・・昔の日本製ね・・・・」
結局買わなかった。実用品ならまだしも、趣味の最右翼の製品に、なんで韓国製?ってなるわけで(韓国製が悪いのではなく、あくまで自分のなかのイメージで)、それならオリジナルの中古の方がいい訳で、飾ってあるもので呼ぶのはなかった(実際はあったけど50万以上だし・・・)。そもそもB.C.Richiのビッチ・ベースって今は造ってないらしいい。
というより、日本のメーカーが自分でオリジナルも造らず、海外のブランドのOEMを韓国に造らせて国内で売ってるるという産業構成に憤り感じたのは自分だけだろうか。職人日本はどこへいった!!
日本の職人がプレミアム化されるというのもいいのかもしれないけど、『安くとも最高のクオリティー』という日本魂は、韓国、中国へっもっていかれたくないなぁ・・・
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