ライカ・ズミクロンDRの接写リングを外し、標準の50mmで六本木ヒルズを撮ってみる。たぶんデジカメでは絶対に出ない色と風合い。アナログカメラの良さって、決められた色ではなく決められた構図でもなく、「あっいいな」って思ったものが「あっいいな」って絵になる事だと思う。ホワイトバランスなんてそもそも存在しないし、色かぶりも平気である。でも、それがよかったりする。
なんだろう・・・う〜ん、簡単に言えばご飯の『おこげ』。電子炊飯器じゃどうひっくり返っても『おこげ』なんか出来ない。それなりに美味しい。でも、土鍋で炊いた『おこげ』だらけの炊きたてのご飯は、極上の旨味と味わいを醸し出す。あの『おこげ』に一度でも手を出したら大変だ。鍋を抱えて貪り付くだろう。
アナログ写真って簡単に言えば『土鍋写真』だと思う。オートマチックなところは全く無い。乱暴な言い方をすれば、博打みたいなもんだ。丁か半か。だから楽しいんだろうね。
2 Comments
>kimiko さん
はは、なかなかいい表現でしょ(笑)
六本木ヒルズ遠目で毎日眺めてましたが、
下から見上げる構図はよりインパクトがありますね。
アナログカメラで撮ると 「土鍋写真」っておもしろい表現ですね。^^