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MINOX DCC Leica M3はとても面白いデジカメだと思う。日本のメーカーは多機能高スペックにしのぎを削る中、まったくもってボーっとして時代に取り残された遺物のようなのんびり感。どこまでもピントがシャープで手振れなんて全くなしの日本のメーカーが、愕然とするほどロースペック。ホワイトバランスなんてあったもんじゃないし、たぶんシャッタースピードも恐ろしくのんびり。もちろん液晶は付いてるが露出やシャッタースピードの表示なんて当然無し。センサーに書き込むスピードも遅いせいか、画像の歪みなんてあたりまえ。
でも、ピントがボケボケでもなんとなく許せちゃうから面白い。日本のメーカーがこんなカメラ出したら返品の嵐だろうけど、きっとこのMINOXを使ってる人ってみな「こいつっ」とか言いながらニヤニヤしながら撮ってるんだろうね。
考えてみたら人間の目なんて、ほとんどの人がなにかしらぼやけた状態で見てるわけで、あまりにもシャープすぎるピントは逆に違和感を感じるんだよね。自分なんて0.1も無いから、MINOXで撮った方がより自分の目には近いのかも。まぁ、そんな屁理屈もどうでもいいんじゃないって思わせてくれる所が、このカメラの最大の存在価値なんだけど。
うちのBlogも毎日コンスタントにこのカメラの検索で飛んでこられる方が多い。けっして安いカメラではないけど、フィルムカメラには手は出せないけど、アナログな写真を撮りたいと思ってる人にはベストだと思う。
高い値段出して下手クソな写真を撮るというのも粋じゃない？
3 Comments
＞nesta さん
写真は楽しいですね。カメラごとに個性ああって撮ることも楽しいです。これからもよろしくお願いします。
＞Vita さん
あら、MINOXが縁でしたか！
Vita子さんの写真も楽しみにしてますので、どんどんアップして下さいね〜！
お久しぶりです。
MINOX M3を手に入れて検索でこちらのサイトを知ったVita子ですw
このBlogを読んで久しぶりにMINOXを持って靫公園へ行ってきました。
ほんと、、このカメラは面白いって言うか、、謎です。
今だにまともに撮れた感じがしません。
ってかそれがまたいいだけどねｗ
いつも楽しく拝見しております。
一年程前にMINOXに興味を持ち、検索してみたら当ページに辿り着き、カメラの面白さを知りました。
最初はRICOHのコンパクトデジカメを購入しましたが、物足りなくなり、キャノンの40Dを買いました。
今回、改めてMINOXの記事や画像を拝見すると、自分の原点がココにあるようで、とても嬉しく思います。
今後もNOBUさんのセンス溢れる素敵な写真を楽しみにしております。