先日のAlfa159SWの撮影の途中、道の駅に寄ったらこんなのが売っていた。『八幡屋磯五郎 七味とうがらしの種』おおっ、八幡屋磯五郎だ!。長野県民はお守りのように鞄の中に絶対にひとつは缶で入れているという門外不出の七味唐辛子、八幡屋磯五郎である。これは買わなくてはいけない。そう、いけないのである。別に長野県民ではないが辛党を自称するのであれば八幡屋磯五郎を見たら迷わず買うというのが掟である。
山梨県と静岡県の富士山でなんで長野県?なんて野暮な質問をしてはいけない。お土産で買うのではなく自分で食すために買うんだから、何県だっていいのである。とにかく見つけたら買う!それが定めでもあるのだ。1個250円。
さっそく食らい付く。空きっ腹の胃袋にビリビリと刺激が走る。山椒の薫りがちょっと強めで独特の七つの味わいのブレンド。芳醇な辛さとでも言うのかオリエンタルさを感じさせながら、日本古来の懐かしいさも呼び起こすような味わい。まさに八幡屋磯五郎の味。
調子にのってポリポリ喰ってると、徐々に胃袋が悲鳴を上げ出す。その感覚がまた実にいい。辛子は辛くなくては意味が無い。大手食品メーカーが出す七味唐辛子がどれだけ貧相な味かよくわかる。喉がヒリヒリしだし、鼻を抜ける空気が刺のように感じ、猛烈に水分が欲しくなる。
そして濃いお茶を一杯。これぞ至福の時である。
そもそも、かきの種なんて途中で止める事ができず一気に喰ってしまうのに、それが辛子付きとなれば秒殺の一気食いだ。喰い終われば麻薬患者と同じ。禁断症状が全身を掛けめくり、二袋買ってこなかった自分を激しく責め立てる。まさに大失敗である。
ふと冷静に考える。今はネットの時代である。震える手で検索する・・・・・おおっ売っていた。これで禁断症状から解放される。10袋まとめてお買い上げである。素晴らしい世の中だ!
4 Comments
>Cid さん
なんと、牛乳ですか?!
ほほ〜っ、今度試してみます。
これがまた牛乳と合うんだなぁ。
不思議。
>tonpoo さん
そうでしたね〜!長野でしたね。
やはりアルファの中にも常備ですか?(笑)
長野を離れて3年になるのにやはり八幡屋磯五郎使ってます。
ワタシは山椒が苦手なのでもっぱら大辛の一味ですけど。
柿の種があったのは知りませんでした…見つけたら即買いですね。