このTシャツに描かれた人物、誰だか知っているだろうか。
先日、友人のプロデューサーから原宿の竹下通りで番組ロケを手伝ってくれと頼まれ、街頭インタビューを行って来た。写真を見せ「この人知ってますか?」というよくある質問である。
驚いたのが、20〜30人インタビューして、「全く知らない」か「やたら詳しい」の両極端に別れた事。顔見た事あるんだけど名前が思い出せない、という中途半端な回答は誰もいなかった。即答で「知らない」か「はい分かります」のどちらか。
あなたはどちら?
正解は『チェ・ゲバラ』
マルクス主事革命家でキューバ革命のゲリラ指導者。キューバ革命後、1967年39歳の時にボリビアに渡り革命を画策している時に捕らえられ処刑された。(詳しくはウィキペディア)
数年前に映画で若き日のゲバラを描いた『モーターサイクル・ダイアリーズ』が公開されていたので、その映画で存在を知った人も多いのかもしれない。現在でも英雄として熱狂的な人気を誇る革命家だ。
最近『革命家』という言葉を聞かない。テロリストという言葉は溢れ返っているが、革命家という言葉は過去の偉人にしか使われていない気がする。日本で言えば西郷隆盛や坂本龍馬あたりが革命家だろう。龍馬をテロリストと呼ぶ人はあまりいない。
なぜゲバラはキューバの英雄に留まらず、西側の若者まで魅了するのだろうか。ゲバラのTシャツを着ている日本人の若者はなにに魅了されているのだろうか。来年また新たにゲバラの映画が公開される。
革命とは?・・・・インタビューをしながら少し考えてしまった。
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